パッションフルーツ試食

「萬寿のしずく」を開発・製造されました、「株式会社 熱帯資源植物研究所様」生産の、パッションフルーツを試食しました。

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株式会社 熱帯資源植物研究所様は、EM(※1)農法を活用し、蘭、パパイヤの連作のほか、本来沖縄では不可能とされてきた梨(幸水)などの植物の生育にも挑戦しておられるそうです。

2011年からはマンゴーとパッションフルーツを育て始め、
送って頂きましたパッションフルーツは、春と初夏、年2回収穫をされるそうです。

※1 EMとは

Effective(有用)Microorganisms(微生物群)の略語で、
“共存共栄する有用な微生物の集まり”という意味です。

EMは特殊な微生物ではなく、自然界に生息分布している微生物の中から、
自然界を浄化する働きや物質の生合成を行う働きを持つ有用な微生物を、
人間の手によって培養させた複合微生物集団を培養液としたものです。

EMを使用することにより、土が生き生きし、農薬や化学肥料を使わなくても作物が豊かに実るようになります。

また、抗酸化力が高い為、物が腐ったり病気などを防ぎます。
(我家で飼育中のハムスターも、微生物を活用した土での飼育をしています。
排泄物などの臭いなども気にならず、小さな動物にも有害なものが含まれていないので、ハムスターも人間も、とても快適に過ごすことが出来ています。)

パッションフルーツは、フルーツソースやフレーバーに使われることが多く、直接いただく事が無い為、どのように試食するか迷いましたが、種も食べれるとの事でしたので、そのまま頂いてみることにしました。切る前から香りが強く、とてもインパクトがあるフルーツでした。

食べる果実の部分は、濃いオレンジ色で、水分が多くサラサラしています。
非常に味も濃くて、酸味が強く香りの高いフルーツでした。
そのまま食べるとインパクトが強いので、他のフルーツと混ぜてスムージーにしたり、アイスクリーム、ヨーグルトなどと一緒に食べたりするのがよさそうです。

種はパリパリとした歯ごたえで、渋みなどはなく不思議な触感でいいアクセントになっていましたので、そのまま食べる場合は、種ごといただくのがお勧めです。Rapture-20150612-112032

■■パッションフルーツの主な栄養成分■■

可食部100gあたりの成分
エネルギー    64kcal

水分  82g

たんぱく質   0.8g

脂質   0.4g

炭水化物   16.2g

灰分  0.6g

コレステロール   0

※ビタミン※

カロテン   1100μg

E   0.2mg

B1   0.01mg

B2  0.09mg

ナイアシン   1.9mg

B6   0.18mg

葉酸   86μg

パントテン酸    0.63mg

C   16mg

※無機質 ※

ナトリウム   5mg

カリウム   280mg

カルシウム   4mg

マグネシウム   15mg

リン   21mg

鉄   0.6mg
(五訂日本食品標準成分表より )

■■注目成分■■
ナイアシン
ナイアシンは体内で酸化還元補酵素として働き、
食品から摂取した糖質や脂質をエネルギーに変える作用があります。
ナイアシンには、血液の流れをよくする作用があるので、 皮膚の細胞まで栄養が運ばれ、お肌の新陳代謝も活性化されます。

そのため、ナイアシンには、紫外線などによる日焼け、加齢による
シミやソバカス、毛穴の黒ずみ などへの改善の効果があるといわれています。
また、アルコールを摂取すると体内にアセトアルデヒドという物質が作り出されます。

アセトアルデヒドは悪酔いや頭痛、吐気などの気分が悪くなる症状の原因になりますが、ナイアシンはこのアセトアルデヒドを分解する効果もあります。

ナイアシンに期待される効能
・皮膚の機能を正常に保つ効果
・血行をよくし、シミやソバカス、毛穴の黒ずみの改善効果
・アセトアルデヒド分解による二日酔いなどの防止効果

ペポカボチャの酵素抑制物質アブシジン酸(ABA)について

通常、かぼちゃの種は硬い外殻に包まれているため、調理・加工をするためには殻を剥かなくてはなりません。

あらゆる植物の種子には、その子孫を守るため動物に食べすぎられないよう身を守るメカニズムや、土の上に落ちても腐ることなく、やがて発芽に適した季節になると芽を出すことが出来るような、栄養成分を自らの中に閉じ込めたまま外に出さないメカニズムが働いています。

その因子がアブシジン酸やフィチン酸です。アブシジン酸(ABA)は植物ホルモンであり、酵素抑制物質(発芽抑制因子)として、植物の発芽を調節しています。ちなみにフィチンは玄米以外にも豆類や未精製の穀物に多く含まれています。玄米よりもごま・大豆・小麦の方が含有率が多いみたいです。

アブシジン酸は12時間以上浸潤させるとファゼイン酸とジビドロファゼイン酸に変化し毒性はなくなります。フィチン酸も12時間以上浸潤させるとイシノールに変わります。

アメリカ合衆国国立科学研究所会報に発表された論文によれば、人体に対しABAの作用で、ヒト顆粒球(白血球の一種)で食作用が活発化し、活性酸素や一酸化窒素が多量に産生され、生体細胞内のミトコンドリアが損傷され、諸疾患の原因になることが指摘されています。

しかし、製造元に確認をいたしましたところ、この度の商品ペポカボチャからとれるかぼちゃの種は、外殻が存在せず、そのまま炒って食すことが可能な珍しい品種です。

したがってアブシジン酸(ABA)の心配はありません。
日本での栽培はまだ少ないペポカボチャですが、南欧やアメリカでは重要な野菜として栽培されています。

通常、種子の殻である発芽抑制因子のミトコンドリア毒は、浸水、焙煎(200度 10分程度)、遠赤調理などで失活させることができます。遠赤調理のできる陶技鍋(とうぎなべ)・マスタークックなどの活用をおすすめします。全粒粉を焙煎して使う工夫もよいと思います。

【玄米の例】

玄米は十分に浸水されることによって発芽へのスイッチが入り

成分が変化していき

ABAはファゼイン酸(PA)とジヒドロファゼイン酸(DPA)に変化し

フィチン酸はビタミンB複合体のひとつイノシトールに変化し

ミネラルを*キレートする作用による毒性も消滅します。

*(キレート作用:金属等を吸着し対外へ排出する作用)

イノシトールは、ビタミンBとして働き、脂肪肝や高脂血症の治療に用いられるほか、セロトニン異常に起因するうつ病、パニック症候群などに有効とする研究結果もあります。

この時、実際の発芽までもっていかなくとも前発芽状態、すなわち種子の中で成分が変化し人間が食べても安全な「発芽モード」の状態にして食べればよいのです。発芽までもっていくと、話題の栄養成分ギャバGABA(ガンマアミノ酪酸)が増えてきますが、玄米の食味はむしろ低下しますので、おいしい料理としてはおすすめしません。

かつて日本人は玄米を食べる時、前日から十分に水に浸けてから炊飯していました。圧力鍋のなかった時代、そうでなければ硬いままの玄米では、鍋や釜では調理が難しかったのかもしれません。

でも昔の人は、実はそれがおいしい食べ方であることを知っていたはずです。浸水された玄米では、酵素の活性によりでんぷんがグルコースに変わり、グルタミン酸がガンマアミノ酪酸の変化する米アレルギーの原因となるアレルゲンタンパク質が少なくなるなど、アミノ酸の内容が向上することが知られています。

玄米は十分な浸水によって柔かくなるだけでなく、このように前発芽状態になって成分が変化し、発芽抑制因子という毒成分が消えることも、おいしいと感じる理由かもしれません。

玄米のABAを不活化し、安全においしく玄米を食べるための浸水時間の目安は、常温の水で夏12時間程度、冬24時間程度です。

長時間の浸水で雑菌が増えて、異臭が発生することがありますが、それを防ぐには浸水時にコーボン(第一酵母)を少量添加するのが効果的です。

【抜粋引用http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=8888&cls=、http://大腸がん闘病記.jp/dietetic_treatment_of_large_intestine__cancer/the-demerit-of-a-diet-on-brown-rice.html 】

渡辺

船瀬俊介氏の「がん医療の根本から疑え」

まず3年間にわたって、検診、つまりAグループは合計6回X線撮影を受けたことになります。そして、その後3年間をかけて、両グループとも、年に1回ずつ胸部X線撮影を受けてもらい、肺がんの発症、肺がん死などその後の健康状態を追跡調査しました。

その結果は。驚くべきものでした。誰でも、がん検診を受けたグループの方が「肺がんにかかる人は少なく」「肺がん死もすくなく」「長生きしたはず」と思うのではないでしょうか。ところが…。 (1)肺がん発生数=A:108人、B:82人。 (2)肺がん死者数=A:64人、B:47人。 (3)総死亡数=A:341人、B:293人。 驚くべきことに、すべて逆だったのです。 ところが、このリポートについて世界のマスメディアは、黙殺・隠ぺいしました。世界の主要メディアは、巨大資本に徹底的に管理・支配されているからです。つまり製薬メーカーを傘下に置くのは巨大石油資本であり、その情報支配力は完璧だからです。 また、このリポートについて「何かの間違いではないか」との意見も出て、アメリカの「メイヨー・クリニック」で同様の追試が行われました。その結果は、チェコ・リポートの正確さを証明したのでした。

なぜこのような結果になったのでしょう。調査に関わった研究者たちは

(1)繰り返し行われたX線撮影によるX線被曝により新たにがんが発生した。 (2)放置してよいがんが多かったのに、余計な治療を施した。 (3)がん治療で必要のない手術を受けたことで、体の抵抗力が落ちて、他の病気が増えた。 と、その理由をあげています。 そして著者は言います。「長生きしたければがん検診は受けるな」と。

肺がん検診だけでなく、人間ドックの定期検診で受けるX線撮影が、がん発症を促進しているとも著者は指摘します。そもそも「外国には、人間ドックなるものは存在しない」「欧米には、人間ドックどころかそういう考え方自体がない」らしいのです。

「人間ドック通いは日本だけの奇習」ということになりそうです。しかも10人に1人は、CTスキャンによる被曝でがんを発症しているとも。何のための人間ドックなのか考えさせられました。

がんとミトコンドリア-ダイジェスト版製作記事

を読み始めて、現代の医療の問題点を教えられました。なるほど、そうだったのか、との思いを強めたのです。現代医療は、細分化しすぎて、根本医療ではなく、対処療法にとどまっているというのです。

その結果、糖尿病にはこの薬、高血圧にはこの薬、心臓病にはこの薬といったぐあいで、それぞれの担当医から処方されます。対処療法が長く続くと、体が自然に治ろうとする機会さえ奪ってしまい、ずっと薬漬けになってしまいます。 そういえば先日、メディアでいろんな薬を大量に投与された人がかえって体を壊したり、あるいは服用せずに医療費が無駄にされているといったことを報じていました。 患者は雪崩れるように病院に押しかけ、医者は症状を軽減させようと対処療法をするのみで、病気を根本的に治せないでいます。医療費は膨れ上がるばかりです。これが現在の医療現場の状況です。 医療を考えるとき、枝葉末節にこだわるのではなく、もっと大きな視野で取り組んでいく必要があるようです。「新がん革命」を読み進んでいくと、またまた「ミトコンドリア」が登場してきました。

がんとミトコンドリア

がん細胞は、ミトコンドリアが少ない「細胞」だといいます。解糖系主体で、そのエネルギーで分裂を繰り返します。がん細胞を生きづらくさせるためには、体を温めて、ミトコンドリアの働きを復活させることが大切です。このことは、私たちの先祖細胞の成り立ちを見ると明らかになります。

すなわち、私たちの先祖細胞は、酸素のない地球で、「嫌気的解糖系生命体」として生きてきました。ところが、20億年ほど前から、シアノバクテリアの放出する酸素が次第に大気中に増えてきて、私たちの先祖細胞は生きづらくなってきました。そこに、ミトコンドリア生命体が合体したのです。ミトコンドリアは解糖系生命体から栄養をもらい、分裂を抑制して仲良く生きるようになりました。

このような生命の成り立ちから、人間が生きるためのエネルギーは二種類に分かれます。 嫌気的解糖系の細胞から生成されるエネルギーは瞬発力や即効性があります。これに対してミトコンドリア系はエネルギーをつくりだすのに時間がかかりますが、持続力に優れます。 ここで大切なことは、解糖系は細胞分裂にも使われ、体温の低いところでも働きます。ミトコンドリア系は、細胞分裂を抑制し、高体温37℃以上で酸素を使って働いています。 このような特性をふまえれば、がんに対してどのように対処すればいいのかはおのずと明らかになります。 著者は言います。「からだを温めて深呼吸すれば1カ月、3カ月で、がんの増殖をストップできます」と。さらに、「積極的にがんを排除しようとするのであれば、自己統制のがん攻撃リンパ球を増やすことです」とも言います。自己統制のがん攻撃リンパ球は腸管でできている腸管免疫だから、増やすには腸内環境を整えることです。 がんになる人は、恐怖、おびえ、無理が重なっているので、便がいつも腐敗して悪臭がたちこめ、色もまっ黒です。未精白の穀物、野菜、海藻、キノコ類を食べて、食物繊維を豊富に摂取することです。

がんをつくる条件は、発がん物質ではなくて、日常の過酷な生活から生まれる低体温、低酸素である、つまりミトコンドリアが働かないということに行き着くのです。

他にも「健康の鍵は自律神経とミトコンドリアの健康」なども掲載しています。
http://www.kenkousupport.com/category/928.html

水とミトコンドリアの関係-ダイジェスト版製作記事

「水の科学」を読んでいくと「ミトコンドリア」について説明がありました。ミトコンドリアについては、ネットなどを見て、探索していくと結構面白い話がありました。ただその信憑性がどうなのか、裏付けをとるのが難しく思いました。

以下は「ミトコンドリア」の補足です。

ミトコンドリアとは、細胞の中にある小さな器官のひとつです。酸素を利用して、糖や脂肪酸からATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー源を作り出します。ATPの生成過程は細胞内呼吸とも呼ばれ、ミトコンドリアの合成酵素軸の回転によって生成されます。

そしてミトコンドリアの回転のためのエネルギーには、水の存在が不可欠なのです。希輝通信14号でも、取り上げられているように、水が体液をつくる元となるのですが、体は細胞膜の「ウォーターチャンネル」というところで体液をつくります。ただし水が「ウォーターチャンネル」を通るためには水が解離していることが条件となります。水素水(還元水)だから解離しているとはまた違うのです。

水が解離していると細胞内に入りやすいからです。このように解離した水によってできた細胞内での体液がミトコンドリアの機能に重大な影響を与えているのです。

ATPは細胞の活動に欠かせないエネルギーです。呼吸、消化吸収、生殖、解毒、排泄、感覚、感情など生命活動すべてにおいてATPが使われています。ATPなければ心臓も動かないのです。生命体はミトコンドリアに操られていると指摘する生化学者もいます。つまり、「水」がなければミトコンドリアは存在できず、ひいては生命体自体が存在できないということになるのです。

加齢や悪い生活習慣によって、ミトコンドリアの数は減っていきます。すると、ATPをつくる力が落ちるため、疲れやすくなり、頭の回転も鈍くなります。しかも健康体であれば、オートファジーといって、古くなったミトコンドリアは壊されて、新しいミトコンドリアが作られるのですが、悪い生活習慣を続けていると、この機能が衰えます。

悪い生活習慣とは、たとえば「運動不足」や「過食」です。運動不足になると細胞内でATPが余り、ATPのニーズが減ることで、ミトコンドリア自体も減少します。また「過食」だと、飢餓状態で働く酵素の働きが抑えられ、その結果ミトコンドリアがつくられなくなります。
「カロリー制限と運動」といえばダイエットの王道とさえいえますが、やせるばかりでなく、ミトコンドリアの質と量を保てば、老化を抑えることにもなるのです。

つまり、ミトコンドリアを活性化させることが、老化抑制はもちろん、ガンなどの難病にも効果があり、たとえば希輝通信11号で取材させていただいたミトコンドリア博士の西原勝也先生の免疫病治療法にも結びついていくのです。

酵素と認知症の関係について知りえたこと

がんのお客様が多いので、どのようにしたら良いのかを取材の情報を整理し、調べてまとめた資料を作っています。そこで断食の事などを調べていると認知症と酵素が実密接な関係があることもわかりました。

認知症は、脳神経が変性して正常な機能が失われ、様々な障害を発症する脳の病気といわれています。その要因を突き詰めていくと、「酵素」の減少に行きつきます。たとえば、アルツハイマー病は、アミロイドというタンパク質が脳内に大量にゴミとなって沈着し、脳の細胞を死滅させていく疾患のことです。脳における異常タンパクのアミロイドは、本来、リソゾームという酵素が分解してくれるのですが、加齢にともない、このリソゾームが減少していきます。

そこで重要となるのが、「老化3兄弟」の暴走を極力セーブし、コントロールすることです。

まず「食」の面では、発酵食品など栄養価が高く、同時に消化吸収がいいものを摂取しましょう。特に代謝性疾患型や感染症型の認知症には、発酵食品は積極的に摂り入れるようにすることです。

また、発酵食品を使った「断食(ファスティング)」も認知症予防に役立つ方法です。論理的に考えると、体内ゴミを効率よく、排泄するシステムに他ならないからです。

次に「運動」ですが、過去の調査からも、運動は認知症発症予防につながることが明らかになっています。運動をすることによって、高齢に伴って衰えていく筋力がアップするとともに、心肺機能も上昇します。しかも全身の血液循環が良くなり、結果として脳の機能を高めることになります。特に高齢者は、ゆっくりとした有酸素運動によって、基礎代謝の低下を防ぐことができます。

三つめの「ストレス」は、あらゆる代謝機能のコントロールに影響を与えるので、ストレス対策は非常に重要です。ストレスを受けると、心身とっもに強い緊張状態になり、一瞬にして毒素をつくり、身体にダメージを与えます。日々の生活の中で、ストレスはできるだけためないようにしたいものです。自分なりのストレス解消法を見つけましょう。ただし、やけ食いや酒を飲んでストレスを解消しようとするのは、やめましょう。かえって体に負担をかけることになってしまいます。

他にも認知症はココナッツオイルなどで対策できるみたいです。また調べたことなどを掲載いたします。

7月10日 岩槻駅東口コミュニテ​ィセンターにて講演会​案内

この度、埼玉県さいたま市岩槻区倫理法人会より講演の依頼を受けまして、7月10日(水)17時開場、17時半より約2時間に渡り岩槻駅東口コミュニティセンター3F(ワッツ)にて、株式会社きせんワールド 代表 坂井康起が講演会をする運びとなりました。

詳細は添付資料をご覧になり、大変お忙しいかと存じますが是非お誘い合わせの上、ご出席していただきますようお願い申し上げます。
申し込みはお電話・FAX・メールでも受付しております。申し込み期日は7月3日(水)まで。
満席になりましたら受付終了となりますので参加をご希望の方はお早めにお申し込み下さい。不明な点がございましたらいつでもお問い合わせ下さい。
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還元水って何?

35億年前、生物はH(水素)とO(酸素)で構成されている水(H2O)の中に誕生しました。したがって、生物の生命活動を活性化させる鍵も、生物の生存を脅かす要素もHとOからなる物質の中に存在していると考えられます。

第一章 活性酸素
近年、医学会では「すべての病気は活性酸素による」という説が話題になっていることを皆さんご存知でしょうか?活性酸素が急に騒がれ始めたのは、1950年代にスーパーオキサイド という物質が発見されたことがきっかけになります。
スーパーオキサイドは、人体の異物処理を行う反面、一方で障害も与えます。 現代病と言われているガンや心筋梗塞、糖尿病、リウマチをはじめ、白内障など、更に自己免疫性疾患の引き金になるとも発表されています。
その結果、活性酸素はアッという間に、生命体を脅かす悪玉ランキングのトップに踊り出ることになりました。

スーパーオキサイド
生命体は酸素呼吸の際、約2%程度の酸素を体内の細胞組織内に蓄積し、残った余分なモノを活性酸素とします。
その活性酸素の一部には、殺菌や物質の代謝に深く関わっているモノがあり、その1つがスーパーオキサイド(O2-)なのです。
その他にも、過素化水素(H2O2)・水酸化ラジカル(・OH)といった活性酸素が発見されています。

活性酸素図

化学式 <活性酸素は解毒されて水になる>

化学式

ここに、単純明快な理論があります。
「活性酸素を作ったのがHとOであるならば、それを消去する要素もHとOの中にある」
化学式をご覧いただければわかると思いますが、驚くことに活性酸素が最終的に無毒化され、H2O、つまり水へと戻っているのです。

4電子&4陽子

上の図は、それをより分かりやすく示したもので、人間が呼吸をした際生じる体内の化学変化を絵で示しています。4つの電子と陽子が酸素と結合することにより(化学式参照)、人間は4電子・4陽子還元作用という変化を無意識の内に体内で行っています。

しかし、これは何も驚くべき現象というわけではありません。

この化学式は、三十数億年も前から生命体が常に行い続けてきた体内メカニズムの1つであり、生命体が生きるために授かった「超能力」とも言える変化なのです。

< 消 化 管 の 話 >

人間の体内で最も活性酸素が発生しやすい場所、それは胃と腸になります。

嫌われ者のスーパーオキサイド・過素化水素・水酸化ラジカルといった猛毒が体内に発生すると、直ちに消化液と言われる物質が働き、先ほどの化学式のような毒消し作用を体内で行ってくれるのです。

図で説明すると

まず通常の場合、食物と共に体内に入った酸素は体内に存在しているH+ によって徐々にプラス150mV~マイナス250mV へと無毒化されていきます。
しかし、これはあくまでも食物に化学物質が入っていないことが前提であり、現代社会に生きる私たちにとって、化学物質が入っていない食物を摂取することの方が難しく、この酸素と化学物質の強力タッグは、好気性である大腸菌・ウエルシュ菌の毒素発生の手助けをし、腸内の異常発酵を引き起こすのです。

嫌気性・・・ビフィズス菌 等の乳酸菌系

好気性 ・・・大腸菌・ウエルシュ菌

※ 好気性=酸素を好む

この異常発酵は病気の原因になり、消化液がなければ人間はすぐに病魔におかされ、生きていくことすらできないのです。
人間にとってとても重要な働きをしてくれている「毒消しのエース」消化液に、私たちは感謝しなければなりません。

「毒消しのエース」消化液

消化液は酸性の物質であり、酸性は水素イオン濃度が多いことを意味しています。
水素イオンは水中で変化し(化学式参照)これが毒消しのエースの正体になります。

第2章 環境の過酸化

人間社会の経済活動が急速に拡大し、エネルギー資源を大量に使う社会に移行してから、生命体の天敵である活性酸素も増加していきました。
世界中の都市には昼も夜も車があふれ、排気ガスを排出し、上空からは酸性雨が降り注いでいます。
これは地球全体が大量の有毒物質を含んだガスドームに包まれているようなものであり、その中で地球上の生命体は生きているのです。
そして、そのドームの中で農薬を含んだ野菜を食し、有害物質が溶け込んだ水を飲んで、私たちは生活しています。

ガスドーム

その結果、生命体の内と外に酸化物(生命体にとって毒物的な存在)は充満し、生命活動の根本原理(酸化還元反応が円滑に作用する)が働かなくなってきているのです。
酸化と還元のバランスが崩れ、酸化反応優位の状態は、自然破壊及び、人体への疾患をも引き起こしていると考えられます。
この現状を考えれば、現代人の消化管内に生息している微生物や消化液の苦労は、波大抵のものではないと推測できます。
そして、 消化液は「消化管に共存する微生物と共に食事を分解し、ホルモンや酵素を分泌して健康を維持させる」という本来の仕事があるにも関わらず、現代人の体内では多忙のため、なかなか本業に集中できない状況にあるのです。

第3章 自然が育んだ力

もはや過酸化型環境にドップリと漬かっている私たち、その世界から逃れるためには、一体何が必要なのでしょうか?
元来、昔の人が食べていた自然食には、すごいパワーが秘められていました。

・野菜
 自家栽培野菜(庭先で採れたモノ)は、ビタミン豊富で硝酸含有量も少なかった。
・魚介類
 DHAが豊富で、低酸素濃度であった。
・食品全般
 硝酸・農薬・抗生剤・添加物等が含まれていなかった。
・薬草
 水煮にした薬草は、低酸素の栄養源であり昔の人はその煮出した水を薬水と呼んでいた。
・湯冷まし
 湯冷ましも薬草と同様、低酸素濃度であり昔から子供が腹痛を起こした際、母親は「湯冷まし」を子供に飲ませ、腹痛を治していたとされている。
「湯冷まし」は家庭で一番身近な薬水として重宝されてきた。

薬水

本来の水の効果である食べたモノの栄養素を吸収し、生体毒を体外へ排出する(汗・尿)作用を、更に効果的に助けてくれる水

これらは全て、自然が育んでくれた力であり、この「自然のパワー」により生命体は活性酸素から今日まで身を守り、生きながらえてきたのです。
ところが第二章でお話した通り、現代社会の進歩は「自然のパワー」を奪ったと同時に、酸化物を増加させ、活性酸素の力を一段と強くさせる助けをしたのです。
それでは「自然のパワー」にもう頼ることが出来なくなった私たちは、一体何を飲めばいいのでしょうか?
自然界がダメなら、もう人工の力に頼るしかありません。
しかし「人工の力」と簡単に言っても、その条件は厳しく設定する必要があります。

1)自然界に存在している
2)生物にとって馴染みやすい
3)人体に悪影響を及ぼさない
4)「自然のパワー」と同じか、それ以上の力を持っている
いずれにしても、自然現象に近く、生命反応(酸化還元反応)から応用したモノでなければならないということが必須条件になります。

その限りなく「自然のパワー」に近い水、それが電気分解から生成される陰極液つまり還元水なのです。
ここで言う酸化還元反応とは?地球上の生物の生体内で起こるミクロ世界の電子やり取り、つまりエネルギー代謝反応のこと。
「毒消し」作用もその1つで、地球上の生物が生きるために活動する全ての生体内メカニズムを示す。

第4章 水であって水でない還元水

電気エネルギーという物理現象によって、資質がまったく変わった水を還元水と呼びます。

水に外部からエネルギーを与えると、水に含まれるイオン種の輸送によって、陰極液はもとの水の性質とは異なる資源へと変化します。
その変化した水の内容は、pHや酸化還元電位、溶存酸素、アルカリ金属などの変化がみられ、特異的な物質が存在しているとわかました。
これが還元性を示すことから、陰極液を還元水と名づけたのです。

還 元 水 の 成 分

pH約 9.5付近
酸化還元電位マイナス250mV (ミリボルト)(ビタミンCはマイナス50mV程度)
アルカリ金属Ca  Mg  Na
溶存酸素濃度約 5~6ppm  (水道水は約 8~10ppm)
還 元 成 分孤立の OH
水の分子集団水の約1/2

mV (ミリボルト)酸化還元単位-ORPの単位のこと。

酸化還元電位とは、ある化合物が他の化合物を酸化、あるいは還元する能力の指標を表している数値。

第5章 還元水5つの役割

① 溶解性
一般的に水は溶解性があるとされているが、特に還元水は酸素結合した物質に対して溶出力が高いと言われている。
<例> 還元水にお茶を入れるだけで、成分がすぐに溶け出す

② 中和能力
還元水はアルカリ性に属し、水素を引き抜く役割があるとされ、酸性の物質を中和させる能力を持つ。

③ 酸素コントロール
人の体内の消化管は、古来より酸素を必要としておらず、活性酸素を生じる物質が体内に取り込まれた場合、酸素を抑え、病気にならないよう体内細胞は活動する。
そのため、酸素の低い水によって活性酸素になる物質から酸素を引き抜かせれば良く、低酸素濃度の水である還元水は消化管の酸素をコントロールする水として、極めて有効だとされている。

④ 発酵物質の抑制
微生物から生じた毒素を中和、低下させる働きがあるとされており、胃腸内の異常発酵を抑制する効果があるとされている。

⑤ 活性酸素 消去能力
陰極液(還元水)は遊離の水酸イオンを持っており、このOH- はプロトンドナーと結合し、活性酸素を消去する力が特に大きいと言われています。

生成方法

第二回統合医療研修会in憲政記念館

設立趣旨は、カナダではがんの治療に関しては、手術・抗がん剤・放射線の三大医療は患者の3%しか選択していないのが現実で、国民が冷静な目で統合医療での生活の質(QOL)向上・完治を求めているからです。

統合医療とは、自然のものでがん細胞を死滅させるものや、あらゆる免疫細胞を活性化するもので、各種伝統医学・食事療法・サプリメント・鍼灸・ヨガ・音楽療法・催眠療法・心理的プラセボ療法など、数多くの自己免疫療法を統合して患者の生活の質(QOL)を向上し、自然治癒力を高める療法です。

この統合医療を海外並に発展させ、がん・難病になった方が治るんだという期待・希望を持っていただくための活動をしていきたいからだそうです。

「第二回統合医療研修会」開催は平成 24 年 4 月 17 日(火) です。

13:00~          受付開始
13:30~16:00    統合医療研修会
16:30~            懇親会
◎場  所      「憲政記念館  及び  霞レストラン」
〒100-0014  東京都千代田区永田町 1-1-1
◎主  催

◎内  容    ・ご挨拶      厚生労働省副大臣  牧  義夫先生
厚生労働省
・第Ⅰ部  特別講演
「OTA宣言と食事療法を含めた統合医療について」
講師  森山晃嗣先生  (がんコントロール協会理事長)

米国医大にて分子栄養学を学ぶ。ロジャーウィリアムス博士の
「生命の鎖理論」を伝えるべく、講演活動を展開中。海外を含め、
これまで 100 万人以上の人に伝えて続けている。著書に「アメリ
カはなぜガンが減少したか」「脳身快適」他
・第Ⅱ部  実証報告
①「コロイドミネラルヨードについて」
メディアートクリニック院長  前山和宏先生

②「生体における還元した水の重要性について」
韓国東亜大学代替医学教授  秋好憲一先生

③「タヒボ茶について」
ドイツ州立大学補完代替医療講師  坂井康起先生
◎懇親会    霞レストラン(憲政記念館内)

◎会  費    ¥7,000
(研修会、懇親会、資料代含む・研修会のみの方¥2,000)
お申し込み締切は 4 月 12 日(木)までです。