先月の学び日記でもご紹介していたのですが、自社農園で作った玉ねぎを使ったドレッシングが、無事に完成いたしました!!
弊社の玉ねぎは土からこだわり、箕面ビールさんの麦粕、米糠、天日塩、タヒボ茶の茶殻を使い、無農薬・無除草剤、アートテン農法で育てた自慢の逸品。
辛味があると思われがちな玉ねぎですが「こんなに甘いものなんだ」と丸かじりしたくなるほどの糖度なのです。
これまでも毎年、年2回、600人ほどの幼稚園の園児に玉ねぎやじゃがいもの収穫体験をしてもらったり、弊社があります大阪箕面市の箕面ビール祭りにてオニオンフライにしたり、新玉ねぎの販売では「ここの玉ねぎは甘いから、苦手だった子どももペロッと食べたわ!」と何度も購入して下さる方もいらっしゃるなど、ご近所の方にご好評をいただいていたので、「この玉ねぎの美味しさを、全国の方にお届けしよう!」と、弊社オリジナルの玉ねぎ商品を開発することになったのです。
商品の案としては、ドレッシング・スープ・ピクルス・フライオニオン・粉末等々。
弊社は「健康をサポートする」ことが基本中の基本なので、余計な添加物等は入れず、安全性と美味しさを追求した、お客様に本当に喜んでいただける商品にしなければなりません。
まずは作ってくれる業者さん探しからスタートです!何社も電話し、それぞれの加工が得意な業者さんをなんとか見つけて、早速試作づくり。
しかし予想以上に難しく「添加物がいる」「ロット数が足りない」「原価が高い」「その加工は不可能」など、なかなか理想とするものにたどり着きません。
そんな中、ドレッシングの製造業者さんは、「玉ねぎはソテーもして」「りんご酢の場合は?」「梨果汁にしたら?」「酸味を調整して」「この食品を加えて」というこちらの要望に応え、何度も何度も試作をし、その度に真夏の暑い中、汗をかきかき弊社に試作品を持ってきて下さいました。
商品を作るにあたり「良いものをもっと多くの方に知ってほしい」という想いで、「タヒボ」という健康食品を入れて試作したのですが、諸事情により断念。他にないかと色々試したところ、弊社でもリピーターの多い商品である青パパイヤ発酵食品「バイオノーマライザー」の優しい甘さがとてもよく合うことが判明。
こちらの会社にもご快諾いただき、ドレッシングの材料として使用させていただけることになりました。
そして、多くの方の温かいご協力のもと、先日、ついに商品化されました!!
今回、企画の担当をさせていただいたのですが、初の商品開発だった私は、本当に名ばかりの「担当者」(-_-;)
味や風味などの中身はもちろん、食品衛生や様々な材料の原価・配送料・パッケージ・デザイン等々、業者の方や社長、同僚の皆さんに色々なことを教えていただきました。
実は玉ねぎの皮むきなどの下処理は、同僚の皆さんが朝早く出社してして下さったのです(私、お休みいただいていて、それもせず…)
改めて、一つの商品が完成するまでの沢山の道のりを知ることができました。
完成品の味見をすると、優しい酸味の中に弊社自慢の玉ねぎの甘さとコクがしっかり感じられ、サラダだけではなく、お肉やお魚にも使える、お醤油ベースの万能ドレッシングとなっております♪
「食を通じて健康をサポートしたい」という社長の強い想いと、「美味しいものじゃなくちゃっ!!」とそのままのドレッシングを何度も飲み比べ、喉をカラカラにしながら試食をしてくれた同僚と、その想いにしっかり応え、何度も試作をして下さった製造業者の方の懐の深さで出来上がった、逸品でございます!!
ご自宅に、ご贈答に、ぜひ一度お試しいただきたいと思います(*’ω’*)
Web サポーター 齋藤
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