最近、メンタリストDaiGoさんが著述した『ポジティブ・チェンジ』を読みました。この本のテーマは「自分を変えたいと思うなら考えではなく、行動を変える」ということなのですが、非常にシンプルかつ実践的な方法が解説されています。
その中で「行動を変えるためのスイッチ」ということで「食事」についても言及されており、糖質が人間に与える影響について興味深い実験結果を紹介されています(以下は要約)。
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のチームがマウスを使って実験した結果、ジャンクフードを模した糖質や脂肪分の多いエサを与えられたマウスは、普通のエサを与えられたマウスに比べて怠けものになることがわかった。
食後に血糖値がどのくらい上昇するかを食品ごとに調べたGI(Glycemic Index【グライセミック・インデックス】)という指標があります。基準となる食品の血糖値の上げやすさを100とした相対値で示し、値が高いほど血糖値を急上昇させやすい目安となります。
DaiGoさんは行動を促進するために血糖値の上昇率の低い食品、すなわち低GI食品を食べることを推奨しています。食後数時間経っても血糖値が下がらない状態が慢性的に続くのが糖尿病で、健康維持という観点からも食後、血糖値が急激に上がらない食事は重要です。
GIが高め(高GI)なのは白米や白パン、餅、砂糖といった「白い糖質」で、低め(低GI)なのは食物繊維を多く含む玄米や大麦、雑穀、全粒粉パン、パスタ、そばなどの「茶色っぽい糖質」です。
『ポジティブ・チェンジ』は食事以外にも自分を変えるための様々なメソッドが解説されているので、なかなか自分を変えれないという悩みを持っている方は一読に値すると思います。
健康サポート専門店では小麦の代わりに玄米を使った有機玄米ラーメンなども多数販売していますので、健康に加えて、積極的に行動できる体質になるために抵糖質のメニューを一度試されてはいかがでしょうか。
スタッフ中家