家庭の中では連携を取るということは、私にとって、
スムーズに不具合なく、快適に暮らす(過ごす)ために必要なものという認識です。
晩御飯の時には出来た料理を運び、食べ終わった後も流し台に食器を片付け、
ふきんで机を拭いてくれます。
ただ、用意できた料理だけを運んでしまったら、テレビを見て「お腹すいたー。
早く食べたいなー。」とのんびり待っています。
毎回食事のたびに、
「小皿を出してお箸も置いてね」
「お茶をポットに入れて持っていったら、コップに注いでおいてね」
「お醤油持って行ってね」等、
毎日全ての指示を出していて、
言わないとできていない状態、つまりあるものを運んだら
テレビを見て待っているだけの状態です。
ある程度今日は何が必要か、どうすれば早く食べれるか、
「もう少し自分で考えて行動できるようにもなって欲しいな。」と
最近少しずつ伝えるようにしています。
必要なのは『応用力』だなと感じます。
1から10まで全ての事に指示を毎回出さないといけないとなると、とても大変…。
ある程度把握していて相手に任せていい物事から、
連絡や指示が必要なもの、特別対応が必要な事、慎重に確認した方が良いもの等。
それはある程度、誰もが自然に取捨選択して生活しているけれど、
その応用力の認識が違う場合に、問題が起こるのだなと思います。
つい先日、小学三年生の息子がお友達と遊びに行き、
夕方に電話がかかってきました。
「17時までに帰るって言ってたのに、ごめんなさい。今歩いて帰ってます。」
と子供からでした。
時計を見ると17時10分でしたが、まだまだ明るかったので私も特に気にしていませんでした。
帰ってきた息子に「心配しないように考えて連絡してくれたんだね?ありがとう」と伝えると嬉しそうにしていました。
彼なりに時間を守れなかったという反省と、さらに心配しないように連絡をするという応用力が身についていることに成長を感じました。
これからも、より快適に過ごせるように、
必要な連携をできるようにお互いに応用力を育てていきたいなと思います。
四年前のまだ小さなころの写真が出てきてました。
この頃と比べるとずいぶん大きくなって、成長してるなぁと改めて感じますね(笑)
お客様カウンセラー 中山