母の出身地、愛知県の知多半島には昔ながらのおいしい名物があります。
【ふところ餅】という米粉を砂糖とお湯で練って作ったお菓子です。
帰省の時にしか買えないお楽しみでしたが、弊社仕入れ先のメーカーに取扱いがあると知り、楽しみにしながら注文いたしました。
開けたばかりのふところ餅はとても柔らかく、赤ちゃんのほっぺみたいです。
てんさい糖の優しい甘さ。手につかず一口サイズで食べきれるので社内でも好評でした。保存料不使用で有機の原料を使用した自然な味、それも4種類あるのが飽きない
おいしさのポイントです。
かつては知多半島の農家の方たちが手作りしていたと聞きます。
曾祖母もふところ餅作りの名人でした。
ふところ餅の発祥は年が明けて固くなった鏡餅の再加工から始まったそうで、
鏡餅を粉に挽き、お湯と砂糖で練ってから蒸して棒状に丸めてトントンと切る。
保存用にそれをザルに並べ、乾燥した冬の風で天日に干して出来上がりです。
このままでは固いので、ふところに入れて野良作業をしていると体温で柔らかくなるので、労働の合間のおやつとして親しまれていたそうです。
現代は干す前の柔らかい状態で販売されています。幼いころの母は固いものがふところ餅と覚えていたため、最近の柔らかいふところ餅に感動したと言います。
懐かしくおいしい味が母の故郷を離れても食べられて、思わず顔がほころびました。
優しい甘さの彩りの良いふところ餅、早春のおやつにいかがでしょうか。
販売価格 346円(税込)
ポイント 13ポイント進呈
お客様カウンセラー 小嶋