アドラー心理学

自己啓発をお題にした朝礼がありました。
今回は『より良くなるために実践している事』をお題にしました。
私はアドラー心理学の考え方が好きで実践するようにしているお話をしました。

最近ドラマ化されたりとよく耳にするようになったアドラー心理学ですが、
4~5年ほど前に子育てについて少し迷っていた時に、
野田俊作さんの本を読み、なんとなくこの考え方は良さそうと感じ、
深いところまで理解できたらいいなと考えて、セミナーにも参加していました。

※野田俊作さんが代表をされているアドラーギルドが大阪にあります。

アドラーには、否定しないことだったり、親子であっても人間関係としては縦ではなく横並びであること、褒めるのではなく勇気づけという考え方だったりと、一言で伝えるのは難しいのですが…。

私が実践していることは、自分の感情をゆっくり考えてみること
問題点はどこか、それは誰の問題か、それに対してどう行動するかをできる限り考えてみることです。

自分の感情って、なんとなく分かっているようでいて、ちゃんと考えてみると実は分かっていないことが多いように感じます。
例えば嫌な気持ちになった時、自分は何のどこの部分に反応したのか。
何かうらやましい気持ちで嫌なのか、自分が傷つけられたような気がして嫌なのか、探っていくと色んな理由があったりして面白いです。
その上で自分はどうしたいのか、どこか改善した方がより自分が楽しくいられるのか、ただ自分の内面を見つめてみて、理解することだけでも解決する部分は多いような気がしています。

子育てについてもなにか子供に対してイライラしてしまった時、その原因は何のかを一旦考えてみるようにしています。
そうすると、そのイライラの原因が子供の為ではなく、自分にとって都合が悪いものが多かったりします。
例えば、出かけたい時間に子供が急にぐずりだして困ることがよくありました。
でも考えてみると、出かけたいのも、出かけたい時間に出かけられなくて困るのも私だけでした。私の都合なので子供が自分の思い通りになるのが当たり前ではないのだと考えるようになるとイライラせずにすみます。
自分が逆の立場だったら?と考えるようになり、お出かけをする時にはあらかじめ子供にも『何時にお出かけしたいからお願い聞いてくれる?』と事前に伝えておくとスムーズに準備することができ、いう事を聞いてくれたら『ありがとう』と伝えるようにしています。

生活していく中で職場、家庭ももちろんですが人間関係は必ずあるので、
自分がイライラしたり負の感情にとらわれることが少なくなると、とても楽になりました。

お客様カウンセラー 中山

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