読書の秋、ならぬ冬

会社の朝礼で、スタッフにどんな本を読んでいるか、おすすめの本なども聞いてみました。
みんながどんな本に興味があって読んでいるのか、ちょっと聞いてみたいなと思ったのがきっかけでした。
歴史ものの本、ミステリー小説、聖書などがあがりました。

私は先日読んだ本についてお話しました。
「コーヒーが冷めないうちに 」
「この嘘がばれないうちに」
2巻のシリーズ構成となっています。

舞台は過去、未来へ行ける喫茶店。
もしそんなお店が本当にあったとしたら…
私ならどっちに行くかな。
何をしに、誰に会いに行くかな。

本の中ではほとんどの人物が過去へと戻ります。
しかし戻ったとしてもその場からは一歩も動くことも出来ず、何をしても未来を変えることはできないという決まりがあるのです。
それでも行くことを選びます。
そして自分で気持ちの整理をつけるのです。

あの時に戻れたら。
今の私だったらこうしたかな、こう言ったかも…などと色々想像しました。
私と同じように、過去の出来事などにそういう思いを残している方もいらっしゃるかと思います。
今となっては状況を変えることはもう出来ませんし、その時の選択が良かったか悪かったかなども判断はつきませんが、自分の気持ちを当時より落ち着いて少し振り返られたかなと思います。

過去は過去で私は未来しかみない!という方もいらっしゃるかな。
仕事に家事に子育てなど忙しくその日その日を過ごしている日々、時にはふと立ち止まって思い返してみるのもまたいいものだなと思いました。

 

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