健康のための「お茶」習慣、今も昔も

生活者のヘルスケアへの関心は益々高まり、新しいビジネス創出に、経済産業省も平成26年度より健康寿命延伸産業創出推進事業をスタート。今後は地域資源を活用するヘルスケアビジネスのサポートやビジネスコンテストなども実施するようです。

健康サポート専門店では、健康食品の通販を通じて利用者さまの声を直接お伺いすることも多く、来春より地域のみなさまへの新しい健康サポートの事業を準備中です。
より、ダイレクトに質の高いサービスをご提供させていただきたいと思っております。

さて、日ごろの健康維持のために、みなさんは、どんな製品を利用されていますか?健康食品に関するアンケート調査によると1位の「サプリメント(83.4 %)」に次いでよく摂取されているのが2位の「お茶(26.9%)」。「栄養ドリンク(26.9%)」とともに、人気のようです。(株式会社マーシュ『健康食品に関するアンケート調査(2015年)対象:全国、30~69歳、『健康食品』を自分で購入して、週に1日以上摂取している人』より)

健康維持のために「お茶」を飲んでいる方、多いのですね。もともと気持ちを整えたり、親しい人と寛ぎのひと時にお茶を飲むのは、日本人の生活文化ともいえます。

お茶が健康に良いという認識は、平安、鎌倉時代にさかのぼるようです。平安から鎌倉時代の僧・栄西が書いた「喫茶養生記」は、茶に関する日本で最初の書で、お茶が健康に役立つことが書かれているそう。「養生記」には「万病は心より起きる」とも書いており、「養生」とは、生命を養って長生きすること。当時から栄西は、身体とともに心を養うことの重要性とお茶が心の養生にも有効と言っていたようです。

お茶は食品であり、薬ではありませんが、暮らしの中でゆっくりお茶を飲むゆとりを意識してつくることが、毎日の健康につながるのかもしれません。

(スタッフ ナガヤ)

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