私達は、雑草に対して根の周辺にいる根粒菌や根の力によって土の中の状態が良くなると思っていました。その為、雑草を刈っても刈ってもきりがないのに作物の根に影響があるからとかなど思い込み、刈っていました。
そんな時に、山口県まで勉強しに行った自然農法でも土の教育として、雑草を抜いている事を勉強しました。それと勉強会で情報交換をした方は、有機農法で育てた野菜を大手のスーパーに出荷されています。
その方は、草焼きをするとも言われていました。草焼きをするとこぼれ種をも燃やして、雑草が生えにくくなると調べてみて知りました。
野菜と雑草を共存させて生命力が強く育って欲しいと思う事が少し違うと思えてたとこでしたので、とっても良いタイミングでした。
それと周りの畑の方から雑草を抜いたほうが良いという事を言われたのもあり、1週間以上続けて雑草抜きを行っていました。
今、雑草抜きには非常に時間がかかっています。その為、私は好んで雨が降っている時には、土から雑草が抜けやすいので雨ならさらに喜んで作業が出来るのです。雨にも負けず風にも負けずというのは、農家の為にある言葉と勝手に思い込みながらひたすら行っていました。
農家が生計をたてるには、何に時間をかけてうまい野菜を作り、喜んでもらえるのか?安心・安全な野菜を作るには?など草抜きしながら考えていました。
無農薬・化学肥料を使わない野菜作りはこれからも継続したいので、草抜きの時間をうまい野菜作りに時間を使う為にも、防草マットを敷くこと、草焼きをする事などを同時に行ってみようと思っています。
坂井
コメントを頂きました!あくまでも参考情報として掲載してます!
1.「~雑草に対して根の周辺にいる根粒菌や根の力によって土の
中の状態が良くなると~」
⇒根粒菌というのは多分マメ科のことだと思いますが、
根粒菌は空気中の窒素分を土中に固定させる働きがある
だけで雑草に対する力や、土の中の状態が良くなるわけ
ではありません。
窒素分を確保することにより、別途肥料として窒素分を追加
する必要が少なくなる。ということなのです。
※マメ科の場合に「根粒菌」は出てきますが、野菜や雑草の
多くにはその根にいろいろな菌が共生しており、それぞれ
の菌が他の植物への影響を持ちます。
B.「~野菜と雑草を共存させて生命力が強く育って~」
⇒単純に野菜と雑草を共存させても、野菜自信の生命力が
強くなるわけではありません。雑草があることで、土の
保水力や保肥力を保たせる。もしくは野菜に対して影を
作ってやる役割を持たせる場合がある。ということなの
です。
また、野菜自信に雑草を抑える力をもつものもあります。
これは特にジャガイモで良く聞きます。それらは野菜の
葉や茎から分泌されるものによる影響と聞いています。