空を向いて寝転んでみよう

休日は家の畑や田んぼに出ていくことが増えてしまい、あまり休日のんびりできないでいるのだけどのんびりできそうな時は、愛車(日産のデュアリス:CMで走行中にロボットに変形するあれ)に乗ってぶらぶら。

今日は「父の日」ということもあって、嫁の父上が甘い物好きということでとあるご近所にケーキを買いに出たときに駐車場にて1枚撮影。ルーフがほぼ全面ガラスルーフに向かって、シートを倒して空を見上げる。

曇り空も黒色の濃淡で、水墨画を見ているような感覚になる。
想像力を働かせれば、海の底から地上を見上げたような感じもして曇り空もまた好きな景色のひとつなのだ。(10年近く前に沖縄にスキューバに行ったときに初めて、海の底から空をみた。太陽のぎらぎら感が薄らぎ、雲に弱められた太陽のような感じになるのだ。色合いはかなり違うがそこは想像力でカバーするんだ)

車の中でこういう光景を見ながらぼぉーっとしているこの時間が、私には非常に好きな時間のひとつだ。ただ、風も感じないし、音も遠のいてしまうのが少しさびしい。