お客様からのご要望アンケートに感謝

お客様からいただきましたアンケートの内容について、「今後取り扱ってほしい商品」、「実践している健康法やご意見など」についてご紹介いたします。

またアンケートにお答えされていない方も、オリジナルの健康法などに取り組まれているということでしたら、ぜひ教えて下さい。皆様が健康を勝ち取れるように、わたくしどもそのお手伝いをさせていただきたいと思っております。

※「今後取り扱ってほしい!」商品について
たくさんのリクエストを頂いております。順次対応させていただきますため、多少お時間をいただきます。

取り扱いが決定いたしましたらブログでご案内いたしますので、ぜひ気長にお待ちいただければと存じます。※お急ぎの場合はお申し付けくださいませ。

なかには既にお取り扱いしているものもございますので、下記にてご案内させていただきます。

☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.

・ムソーの有機あらいごまを取り扱ってほしい。
→こちらの商品は既にお取り扱いをさせていただいております。どうぞご検討くださいませ。

有機あらいごま・黒 80g 有機JAS認定商品  http://www.kenkousupport.com/item/20734.html
有機あらいごま・白 80g 有機JAS認定商品  http://www.kenkousupport.com/item/29714.html

肌にやさしい 白くならない日焼け止めは どこかにないですか?(・ω・)
→ムソー4月新商品、ぴたっとサンミルクがオススメです∩( ´∀` )∩   http://www.kenkousupport.com/item/32854.html

・オーガニック化粧品を取り扱ってほしい。

→生活科学研究所のレヴィータシリーズはノンアレルゲン・ノンアルコール。
さらに無香料・無着色・無防腐剤・無合成酸化防止剤・無合成界面活性剤・無鉱物油。お肌に負担をかけずにメイクができるファンデーションです。
生活紫外線による乾燥などからも守ってくれますので、日中のお肌の保護にもご使用になれます。

 http://www.kenkousupport.com/item/33013.html

また、リマナチュラルの商品ですとお値段がお手頃で種類も豊富にございます。
↓こちらはチークカラーとなりますが、タール系色素不使用、無香料、無鉱物油、パラベンフリー、紫外線吸収剤不使用。ぜひ「リマナチュラル」と検索してみてくださいね。
 http://www.kenkousupport.com/item/17798.html

◆お悩みの症状・商品の使用感想

・ベルメ・バイスを使用中です。
ベルメ・・・あせものひどかった息子ですがが、ベルメを使用すると10/1くらいになりました。ただ日中の汗はどうしようもなく、あせもが出てベルメのお風呂で治まっての繰り返しです。

ベルメ 700g【界面活性剤ゼロ】http://www.kenkousupport.com/item/19318.html

バイス・・・血液汚れが落ちます!! 月のものから息子のけが、夫のひっかききずも。

バイス 1kg 【界面活性剤ゼロ】http://www.kenkousupport.com/item/19316.html

・胃腸に自信がなく、特に便秘になると体全体に不具合が生じる等、腸に気をつけています。すぐにガスがたまり、お腹が張る等食べ物にも気を遣わないといけないのがいやでした。

必ず、ファーマネックスのライフパックで便秘が解消し、子育て時期はこれでのりきりましたが、値段が高いのでやめて現在に至っております。

→こちらのお客様は当店では大高酵素をご購入いただいております。ペコママ様、ご回答ありがとうございました!

◆商品に関するご指摘

・冷食を買入しておりますが、写真のアップがなく、思っていたものと違う商品があった。説明も乏しい。もっと詳細に説明してほしい
→ご不便をお掛けしてしまい誠に申し訳ございません。

ご指摘いただきました通り、商品画像をアップロードできていない商品が多数ございましたため修正をさせていただきました。こちらに関しましては現状ほぼ改善されているかと存じます。

商品説明に関しましては、誠に恐れ入りますが商品を特定できませんでした。もし、このブログをご覧いただいておりましたら大変お手数ですがご連絡頂けますでしょうか。どうぞ宜しくお願いいたします。

沢山のご回答、ありがとうございました。ご要望アンケートで症状によっての商品の使い方や商品情報を教えて頂けるので本当に勉強になり感謝しています。お気軽にこれからもご意見などお聞きできたらと思います。

松宮さんが作る無農薬・無肥料のレタス スーパージェリコを試食

こちらのレタスは、一般的な小売店などには流通されていない、少し珍しいレタスです。

ロメインタイプのレタスで、葉はほうれん草のようにまっすぐに伸びているものが多く、芯の部分まで柔らかく、甘みのあるしゃきしゃきとした食感で、とてもおいしいレタスです! 生産者の松宮さんは病気を克服した経験から無農薬で土壌の微生物が活性化するために日々、いろんな事を実験しています。 IMG_4054IMG_4058

スタッフでの試食の感想です。

・嫌な苦みが無く、やわらかな部分は甘くておいしいです。
・苦みが無く、シャキシャキとしていて、美味しかったです。
硬すぎないので、巻いて使う料理に使いやすいと思います。
・しっかりしたレタス。少し甘みがある。
・自然なかおりで、食べやすい。
・シャキシャキしていて、アマニオイルやオリーブオイルなどに合いそうです。
・レタス特有の苦みが無く、食感は肉厚でしっかりしている。
・歯ごたえがしっかりしている。味に癖が無く、食べやすい。
・シャキシャキしていて甘いです。歯ごたえがあって食べやすい。
・一口かんだ瞬間に、レタスの瑞々しい香りが口の中に広がります。
葉が肉厚で食べ応えがあり、農薬を使っていない為か後味が良く、野菜のうまみがあります。

意見としては、
・葉に厚みがあり、シャキシャキとしている。
・癖が少なく、甘みが感じられる。
といったものが、目立ちました。

サラダで食べる場合は甘みと食感を生かして、シンプルなオイル系のドレッシングと相性がよさそうです。

葉がしっかりとしており比較的まっすぐなので、感想にもありましたが巻いて使う料理との相性はとてもよさそうです。

サラダ春巻きや、焼き肉などを巻いてみたり、ご飯を巻いて手巻き寿司風なども美味しそうですね。

葉も肉厚な部分がありしっかりとしていますので、レタスしゃぶしゃぶや、レタススープにしても楽しめそうです。

がん克服サポート研究会が発行している「希輝通信14号」では、こだわりの自然農法でレタス栽培を実践されている生産者・松宮さんのお話を掲載しています。
過去、重い病に何度もかかり、その経験から微生物を生かした農法に目覚め取り組むようになったという松宮さんの貴重な体験談から、その一部を抜粋して紹介します。

松宮さんの人生は常に病との闘いがありました。20歳のとき胃がんになり胃や胆のう、十二指腸を摘出、その後も直腸がんの末期を宣告されるも、さまざまな方法を試して乗り切り、40歳を前にC型肝炎から肝硬変、50歳では再度直腸がんを患い、また潰瘍性大腸炎にも悩まされていました。

いろいろな治療方法を試す中で、松宮さんはある発酵バイオ食品と出会い、36年間患っていた潰瘍性大腸炎がわずか1ヶ月で治りました。

今までさんざんサプリなどを試しても治らなかったのに、わずかな期間で潰瘍性大腸炎が治ったことは、松宮さんにとっては驚愕の出来事でした。

このことがきっかけとなり、微生物に興味を持ち、実際に自分の畑でも試したところ、驚くような収穫量と美味しさを両立した作物づくりができるようになり、自然本来の循環を取り戻さなくてはいけないということに気づいたと、松宮さんは話します。

「その頃から日常生活では完全にベジタリアンになっていましたが、今まで持病だった高血圧が治り、鼻炎アレルギーが治り、不整脈が治り、前立腺肥大がわずかな期間で治ってしまいました。自分が患っていた病気のすべてが治ったのは、身体の中に生きている微生物を元気にしたことだとわかったときには、目からウロコが落ちる思いでした」。

「私たち人間も、畑も同じなんだ」。このことがわかったことで、松宮さんの人生は一変しました。今まで薬やサプリに頼って病気を治してきたことがいかに馬鹿げているか、そして自分自身が自然の環境を大きく踏み外した社会環境を作っていることに気づいたとき、創業した化粧品メーカーを辞め、命を助けてくれた微生物のすごさを広げる仕事と啓蒙活動を始めました。そしてビジネスに没頭する生活から60歳を機に大阪から長野県に居を移し、自然との調和と自然農法を学ぶ場をつくりました。

「自然の中で野菜や米を育てるうちに、体もすっかり元気になりました。若いときから病気ばかりしていたので、健康と農業には非常に興味がありました。元気でなければ何もできないし、楽しくありません。ですから元気でおいしいレタスを作る今の生活は理想の生活です」と松宮さんは語っています。

こちらでも↓松宮さんが歩まれた人生のストーリーなども紹介しています。

レタスを作っている松宮さんのHPはこちら↓
グリーンプラネット軽井沢 http://gp-karuizawa.com/index.html

健康サポート専門店農園でもスーパージェリコを無農薬・無化学肥料で筋蒔きで育てていましたが、松宮さんの作ったレタスの方が甘くうまいっす。

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健康サポート農園では上記のような形ですが、同じ種類でも松宮さんのレタスと葉の形が違っています。育て方・土などにより随分変わるものだと思いました。

スーパージェリコは固定種です。お得意様のみ有機レタス・スーパージェリコ【固定種】10g (1g 900粒)を特別価格で販売中です。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

食べ物の生命力をいただく食事が健康つくる(Vol.02) 猪股恵喜氏講演から

千年前の食品舎・舎長の猪股恵喜氏の講演会「魚は丸ごと食べなアカンよ!」の第2回をお届けします。猪股氏は、行き過ぎた糖質制限など”囚われ”の食事療法に警鐘を鳴らす一方、「食は癒し」であり、おいしく食べることが大切と語っています。

講演する猪股恵喜氏
講演する猪股恵喜氏

母のお握りは無償の愛の味

毒にも薬にもなるのが食べ物です。一番毒になるのは”嫌な人と食べる”こと。食べ物は気の合う人と食べて下さいね。要するに、食べて楽しいと酵素活性がよくなるんですね。
消化もできるし解毒もできます。
食べ物というのはお母さんのお握りなら、食欲がないときでもおいしいものです。あれは無償の愛で握ってくれているから消化もいいし便秘にもならないのです。
おいしい料理屋さんというのは、母の味と似たところがあります。お客様においしいものを食べてほしいという思いが食べ物に表れています。
私どもの製品も、何度も工場を変えました。

古代食くろご

古代食くろご

「古代食くろご」は、お母さんのお握りと一緒で気持ちが入るんですよ。「だし&栄養スープ」もそうです。家族の健康を考えてお母さんが一生懸命作ってくれたのは何でもおいしいですね。家庭の味であって調味料の味ではないのです。
工場で作るということは工場がお母さんになります。嫌々作られたら、おいしくないですしパワーが落ちます。
なんで嫌々作るかといったら、くろごは成分を守るために顆粒加工をしていません。顆粒加工にすると余計な熱が加わりたんぱく質が変性します。
ですが顆粒加工をしないとパイプラインを通らないのです。だからほとんどの仕事が手仕事になります。もちろん成分を壊さないための工夫を施した機械は使います。くろごはその代わり本来の生命力が残っているのです。

古代食くろご(800g)
http://www.kenkousupport.com/item/32636.html
天然ペプチドリップ だし&栄養スープ 500g
http://www.kenkousupport.com/item/32637.html

時間医学の話の続きになります。夜8時から朝4時までは吸収と代謝の時間になりますが、この間には修復も行われます。夜、10時以降から体の修復が始まります。「だし&栄養スープ」の場合はペプチドリップなので消化酵素が一切いらない。すでに消化された状態なので、夜寝る前にも飲んでも体に負担を与えません。

囚われの食事療法は人生をつまらなくする

そして時間医学ではさらに興味深いエピソードがあります。これは毎日の生活に応用できます。
午前2時~3時は、胃や十二指腸潰瘍の痛みや発作が多い。午前3時~5時には虫歯が最も痛む。また夜勤の人が最も眠くなって、夜の工場で事故が起きやすいのもこの時間帯です。喘息の発作も起きやすい時間です。
だから喘息の発作の予防薬は夜飲むと副作用も少なく効果的です。
体温が下がった朝4時から5時台に男性の自殺が多いです。だから、うつ病は寒くて体温が下がる11月から3月の間に多いのです。1日で体温が最も下がるのはこの4時から5時。
7時、午前中はインシュリンの分泌が少ないので、糖尿病の方、糖尿病予備軍の方は極力朝食を少なめにし、昼食に重きを置くようにします。
行き過ぎた糖質制限はお勧めできません。するなとは言いませんが、囚われの食事療法だけは止めた方がよいです。食事療法がストレスになると本末転倒です。また糖質制限をすると、脳内物質の分泌も悪くなります。
嫌な人とご飯を食べるのも嫌でしょう。毎日、食事療法でまずいものを食べるのも、もちろん嫌でしょう。食べ物には善悪がないから、おいしく食べたらよいと思います。
普通、体は信号を発します。その信号に素直に従うのが野生動物。野生動物というのは病気になったらじっとして食べないで治します。体の酵素を消化に使わずに体の回復の方に使うわけです。
15時から16時の間に運動能力が最大になります。100メートルの記録を狙う大会があるとすると、決勝戦をこの時間帯に持っていくと日本でも9秒台が出るかもしれません。一方で交通事故の死亡率が最も高くなるのもこの時間帯です。また虫歯の痛みが和らぐ時間帯でもあります。
女性が一番喜ぶ、15時ごろは何を食べても太りにくい時間帯です。太りたい人は20時頃に食べましょう。不健康に太ります。17時~19時までは味覚が最高で血圧も良好です。食事もおいしく感じられ、この時間帯に塩分を多めにとっても、むしろ血圧が下がってきます。
減塩も寿命を縮めるリスクがあります。人間の体で一番必要な栄養はお塩ですからね。塩がないと胃酸が作れません。胃酸が作れないと消化ができず、食べたものがお腹の中で腐ります。減塩している人は、消化できないから便が腐敗物質ばかりになるようです。
塩をとらないとなぜ駄目かというと、食の楽しみがなくなるという点も大切です。毎日、塩抜きの食事を食べれますか。それは囚われの食事療法です。食事療法ほど辛いものはないです。
食は癒しです。癒しがないと病気は治らない。まずいもの食べて我慢して病気治すのは無理です。命を捧げてくれる食べ物にお前は悪者だとか言ったら怒っちゃいますよ。米一粒を食べたら1000粒から1500粒分のエネルギーをもらっていることになります。そういう中で、お米を食べるなという糖質制限には疑問を感じます。

薬の効果のみ追求する西洋医学の危うさ

漢方薬に喘息の薬で麻黄というのがあります。これは緩やかだけど非常に効く薬です。ところが西洋医学的な発想でその喘息の薬が何で効くんだろうと研究し、エフェドリンという成分を特定しました。
その後、エフェドリンで喘息の薬をつくったところ劇的な効果が得られました。ですがアメリカではそのエフェドリンの副作用により亡くなる人がでるなど、深刻な問題になっています。麻黄だったら死なないのです。その成分の一つだけをとったとき、そのような事故が起こる。効き目は激烈に上がるのです。
これは調和が乱れているということです。例えばホウレンソウを食べると石ができるから、石ができる人はホウレンソウを食べるなと言うでしょう。これもおかしい話で、ホウレンソウからシュウ酸だけをとれば、試験管の中で石はできる。でもホウレンソウでは石はできない。これは還元主義といって複雑な生命体から一つのものだけを抽出する方法です。怖いことですがこれが薬の世界です。だからサプリメントでもビタミンCという単一成分だけをとるというのは、ちょっと異常ですね。
・食べ物の生命力をいただく食事が健康つくる(Vol.01)
・食べ物の生命力をいただく食事が健康つくる(Vol.03)

食べ物の生命力をいただく食事が健康つくる(Vol.01) 猪股恵喜氏講演から

千年前の食品舎・舎長の猪股恵喜氏の講演会「魚は丸ごと食べなアカンよ!」を3回のシリーズでお届けします。「くうふく自然良法普及会」の会長も務める猪股氏は、忙しい現代人の健康について、食習慣や時間医学の観点から朝食の問題点を指摘。また食べ物の命に報いる”まるごと”の食を提唱しています。

講演する猪股恵喜氏

講演する猪股恵喜氏

愛情こめた朝食が招く現代の悲劇

まず、「千年前の食品舎」という名称についてですが、人が千年も食べ続けた食品は長い年月の中で安全性が認められているということで命名しました。
これは古代食のことですが、もちろん千年前の食品を売っているいるわけではありません。私どもで扱っている「古代食くろご粉末食品」、「だし&栄養スープ」は野生種の機能性食品で、人は1日1回”野性”を食べると、元気になれると考えています。
そして私は「くうふく自然良法普及会」というのをやっているんですけど、西医学などの書籍を読むと、朝食有害説だとか、いろいろな話がありますよね。その裏付けを今から皆様にお見せしようと思います。
では、例えば独身男性がきれいなお嫁さんを見つけて結婚したとします。奥様が手づくりした弁当や朝食を、そのご主人は毎日欠かさずとるわけです。そして朝食をしっかり食べる習慣を3年ぐらい続けると糖尿病予備軍になります。だからご主人には朝ご飯を食べさせては駄目なのです。
その理由を説明しましょう。日本は世界でも経済大国と呼ばれていますが、その最前線で働く企業戦士は晩御飯が遅いんです。午後5~6時に食べれるわけがない。10時前後というのが普通です。
しかも奥様が愛情をこめて作ってくれた食事なので当然おいしいから、余計に食べてしまう。そのまま胃袋に食べたものを持った状態で次の日の朝を迎えると、奥様はご主人のために朝食を用意する。
テレビとかでは「朝食は食べなあかんよ。朝食を抜いた子どもが学校で倒れるんだよ。頭の回転が悪くなるよ」と、盛んに言っています。それを信じて奥様たちは、ご主人のことを考えて真剣に朝食を作るわけですね。
糖尿病で済めばよいけれど、腎臓にまできたりね。経済的には買った服があわなくなる。一度出た腹をへこますのには並々ならぬ努力が必要です。年を取ると人の細胞は減っていきますが、脂肪細胞が膨らんでカバーするという皮肉なことが起きます。

満腹のリンパ球は働かない

それでは、なぜ”朝食がダメか”というメカニズムをご覧いただきます。
これは米国のゴーラム博士からいただいている映像で、この画像はリンパ球が癌細胞に食べられているところです(写真=1)。なぜこういうことが起こるのでしょうか。

写真=1 リンパ球が癌細胞に食べられているところ

写真=1 リンパ球が癌細胞に食べられているところ

通常、リンパ球は血液中の汚れを貪食して掃除します。食べ物は栄養にもなりますが、消化できないものは、血液中にいろんな毒物として未消化物として表れます。お腹が空いたリンパ球はそれを食べるんですよ。
ところが晩御飯が胃袋に残ったまま朝ご飯をしっかり食べると、リンパ球は満腹なので、癌細胞が来ても無視してしまうのです。もっとショッキングな写真は、癌細胞によってリンパ球が崩壊している様子(写真=2)です。

写真=2 癌細胞によってリンパ球が崩壊

写真=2 癌細胞によってリンパ球が崩壊

良かれと思って用意した朝食が、ご主人の体の中でこのような現象を招いている。しかも職場ではストレスが山ほどあります。ストレスがあるとリンパ球も当然、元気がなくなってしまう。
朝食は運命を変える要素が強いのです。朝食をしっかり食べる人ほどこういう現象が起きやすい。
今度は朝ご飯を食べない人の場合ですが、NK細胞が癌細胞を殺しています(写真=3)。お腹が空いているとこの現象が活発になります。お腹が空いたリンパ球からしてみたら癌細胞ってごちそうなんですね。がぶっと食べてしまう。癌に食べられてしまうか、それとも食べてしまうのか、それは朝食に掛かっています。

写真=3 NK細胞が癌細胞を殺している

写真=3 NK細胞が癌細胞を殺している

25~26歳になると、人は1日10億個の細胞が失われる

人間は25、26歳を過ぎると、1日で細胞が10億個減っていきます。日本人の平均寿命をみると、男性が79.55歳、女性が86.30歳。いろいろな説があるのですけど、生理期間の年数がこの寿命の差に表れているという話もあります。要するに、汚れたものを捨てる力が女性は神様から授けられていて、男性より長生きするということです。
ところが健康寿命では、男性は介護を9年以上受けなければならないのです。女性の場合はもっと悲惨で約13年介護が必要とのことです。親御さんの介護をした経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、朝食がそれを決めてしまうのです。
何で日本に朝食が広がったかというと、昔、道元という曹洞宗をひらいた偉いお坊さんがいて、中国から朝粥の習慣を持ってきたのです。それが朝食として武家社会で普及し、元禄時代になり武家から商人へ広がったと言われています。世界的にみても朝食を食べる食文化が生まれ普及したのは近代以降です。
現代の食べ物は不可思議な世界に入ってきていて、飢えを救った反面、病人も作り出しました。
我々が今ここに存在する起源は35億年~40億年前とかいろいろな説がありますが、だれか祖先の一人が欠けたら私たちはここにいないといえます。我々は強い祖先から命をいただいているのです。
植物の世界もそうです。何代何代と延々と続いても一つ弱い植物が出てくると子孫が残せず種が途絶えます。
ところが農薬とか化学肥料が出てきて、本来は強者しか残れないのに弱者がそのまま成長してしまいました。どういうことが起きてきたかというと、食べ物に生命力がなくなってきた。食べ物というのは栄養である以前に生命力なので、朝はその生命力を食べるべきなのです。

時間医学で見えてくる食と健康

そして”朝ご飯を食べない方がよい”というもう一つの理屈が「時間医学」です。
時間医学とは生体リズムを研究する学問の考え方を医学分野に取り入れたもので、欧米では19世紀から研究が進められてきました。ある特定の病気が発症しやすい時間帯を見つけて、病気予防や治療に生かす試みを行っています。
例えば午前4時から正午までは、人の体では排泄の時間帯です。朝起きて黄色いおしっこがでるのは、腎臓が血液をろ過して汚れを集め排泄するという仕組みがあるからです。おしっこが溜まってくると目が覚めるようになっています。それを邪魔するのが朝食です。食べると消化に血液を使うから排泄ができないのです。
ただ成長期の子どもは別で、1日に5回でも6回でも食べさせてもよいです。
1日で10億個の細胞が減っていく体になってきても、食べ物を減らさないからおかしくなってくる。しかも朝食も減らさないから排泄ができなくなる。夜中にできた老廃物を出さないのですよ。
正午から午後8時までの時間帯が消化に適しているのです。肉を食べたかったらお昼ご飯で食べればよいのですよ。
だから夜8時を過ぎて、仕事で疲れ果てて帰宅したご主人に晩御飯で肉を出すのはちょっと可哀想ですね。たぶん消化できない。肉は消化に8時間ぐらい掛かります。
・食べ物の生命力をいただく食事が健康つくる(Vol.02)
・食べ物の生命力をいただく食事が健康つくる(Vol.03)

長年、悩まれていた起床時の胸焼けが良くなった

タヒボ茶をご愛用いただいておりますお客様に、プレゼントさせていただいております青パパイヤエキスをお試しいただいた感想です。

お試しいただきました青パパイヤ発酵エキスで、長年、悩まれていた起床時の胸焼けが良くなり、久々にしっかりと朝食を摂る事ができましたとお喜びの声をいただきました。お通じの改善もさることながら、日中の爽快感は今までに無く仕事をするにあたり大変助かりましたとの事です。

2包で改善が実感され、就寝時(青パパイヤ発酵エキスは就寝前に口内で溶かす)に飲むだけで、直ぐに睡眠効果も表れた為、考えすぎて眠れない日や疲れ過ぎて脳内が過剰に刺激を受けている時には効果が期待されるかと思います。

渡辺

世界の健康長寿食「ゴマ」の抗老化健康増進作用は、 ゴマリグナンのすごい力から

元東京農業大学客員教授、元静岡大学教授、前・日本ゴマ科学会会長 福田靖子先生に聞く 福田先生 オープン・セサミ!伝承されてきた健康長寿食の科学的解明は始まったばかり 古来より健康長寿食として知られ、薬用にもされてきたゴマ。 しかし、ゴマの健康機能について科学の目が当てられるようになったのはつい最近、老化や万病の元といわれる「活性酸素」の研究に端を発しています。 伝承にすぎなかった「コマの抗老化作用」はこの30年足らずの間に、日本を中心にした精力的な研究によって、主にゴマリグナン類の驚くべき抗酸化パワーがもたらしていることが次々に明 らかになってきました。 「OPEN SESAME !! 21世紀は、ゴマ謎解きの幕開けとなる」と熱く語る福田靖子先生は、ゴマ研究の当初から調理科学の視点から研究に携わり、現役から退かれた今も、講演、執筆とゴマ食の啓蒙に余念がありません。 基礎化粧品は「ごま油(ゴマサラダオイル)」、「食卓には常に卓上ゴマ油を置いて味噌汁でも何でも一振りかけて美味しく元気」と いわれる福田先生は、そのためか、黒髪が勝った髪はふさふさ、シワも少なく、76歳とは思えぬまるで 女子学生のような雰囲気。 そんな福田先生に、ゴマリグナンの抗酸化作用を中心に、ゴマの様々な健康効果、摂り方のノウハウなどいろいろ教えていただきま した。

福田先生も愛用するゴマを炒る焙烙(ほうろく)

古来より知られていたゴマの不老長寿・健康増進効果 福田) ゴマは6000年以上前に、最古の農耕地帯の一つ、アフリカのサバンナ(北アフリカ、サハラ砂漠南側)で育種が始まり、エジプト、メソポタミア、エーゲ文明に育まれて温帯にも適応する変異を遂げ、ユーラシア大陸からシルクロードを経て、北インド、中国、朝鮮、日本へ伝わっていきました。 古代エジプト文明時代から、ゴマは貯蔵性が高く、たんぱく質や脂質に富んだ栄養価の高い貴重な食品として、種子はもちろん、油としても、食用、薬用、灯用、香料、化粧オイル、ミイラ作りと、多様な使い方をされ、世界の多くの人においしさと病気予防の健康食材として知られていました。 インド伝統医学アーユルヴェーダでは薬草エキス入りゴマ油が重要な治療薬であり、古代中国では黒ゴマを仙薬としています(『神農本草経』)。 日本では7世紀には各地で栽培されたといわれ、薬用や灯用のみならず、炒りゴマなどとしても広く食されていたと思われます。 不老長寿の源は「コマリグナン」 ― 抗酸化物質の宝庫であるその健康増進効果は 福田) しかし、伝承にすぎなかった健康機能の研究が始まったのは、つい最近の30年ほど前です。 当時、老化や多くの病気に、「活性酸素(による酸化障害)」の関与が明らかになり、その流れの中で、ゴマの有効成分は活性酸素の害を防ぐ抗酸化成分であることが示されて以来、日本の研究者がゴマの機能性を次々に解明していき、今に至っています。 健康増進機能の主役となる成分は種子に約1%含まれる「ゴマリグナン類」で、代表的なものに① セサミン、②セサモリン(抗酸化前駆体)、③セサモールがあり、 これまで見出されているゴマリグナン10種類のうち8種類に抗酸化活性があり、中でも代表的な抗酸化成分はセサミン、セサモ ール、セサミノールです(表1)

日本人の研究者がこれまで明らかにしてきたゴマリグナンの健康増進効果には、 ①ゴマ添加食による老化の抑制 老化促進マウスにゴマ20%含有餌を7ヶ月与えたところ、目の充血や毛艶や脱毛程度などが普通食マウスに比べて明らかに若かった ②脂質過酸化抑制作用 ラットの餌にゴマリグナンのセサミンやセサミノールを混ぜると、 ビタミンEの抗酸化力が高まり、肝臓の脂質過酸化を抑制 ③セサミンのコレステロール低下 高コレステロール血症の人にセサミンを投与するとコレステロー ル値が改善 ④アルコールの分解促進 普段からセサミンを食べているラットは、食べていないラットよ りアルコールが早く分解され、その後ヒトでも確認された ⑤その他の作用 セサミンが体内の脂肪酸合成や代謝を遺伝子レベルで制御し脂肪の蓄積を防御することや高血圧抑制作用も報告――等々があげられ、 最近では韓国、台湾、インドなど の研究も多くなっています。 ゴマ油に見るゴマの強力な抗酸化力――焔煎・精製によりさらに増えるゴマリグナン 福田) ゴマの強力な抗酸化力は、ゴマ油を見ても顕著です。 ゴマに52%も含まれる脂質の主成分は①多価不飽和脂肪酸のリノール酸(約46%)と、②一価 不飽和脂肪酸オレイン酸(約39 %)です。リノール酸は体内で合成できず食物から摂取しなけ ればならない必須脂肪酸ですが、酸化しやすく、一方、オレイン酸は酸化しにくいことが知られています。 ところが、ゴマ油はリノール酸が多いのにもかかわらず酸化しに くく、酸化の安定度はオレイン酸が主成分(約70%)のオリーブ油 と同等です(図1)。

ゴマ油の種類には ①種子を熔煎してから搾った褐色で独特な香りを持つ熔煎ゴマ油 ②原油(生搾りの未精製油)を脱酸、脱色、脱臭、脱ロウ(蝋)してつくる無味、無臭、無色透明のゴマサラダ油 ③これら2通りのゴマ油を、ブレン ドしたものがあり、製法によって太白油、純白油などさまざまな品名がつけられています。 原油(未精製油)にはセサミンとセサモリンが含まれ、セサモリ ンは加熱(妙る・熔煎油のフライ時)により分解して抗酸化作用を持つセサモールになり、ゴマサラダ油では精製時(酸性白土による脱色時)にセサモリンがセサミノールへ変換します。 これらの熱安定性は、セサミ ン、セサミノール、セサモールの順に高いことが、コーン油にこれらを添加した加熱実験(180 ℃)でわかりました。 加えて、ゴマ種子に含まれるビタミンE(γトコフェロール) や、熔煎油では熔煎時に生成する 褐色色素メラノイジンなどとの複合的効果で、酸化を強力に抑えていると考えられています。 ですから、ゴマ油の揚げ物は胸焼け(油酔い)がなく、100 %ゴマ油を使っている老舗の天ぷら屋さんなどは油は捨てること なく、次々に差し油をして使っているということも聞いています。 パチッ・プチッ・コク・ウマ!元気が美味しく弾ける ―炒る・砕く・擦る・練る 福田) 食品の機能には①栄養的機能、②味覚的(おいしさ)機能、 ③健康増進・疾病予防に役立つ生体調節的機能があります。 ゴマは調味料的に使われるマイナーな食品でありながら、①栄養価が高く(脂質や蛋白質の他に、食物繊維、カルシウム、鉄、マグネシウム、セレンなどのミネラル、ビタミンB群やEも多い)、②おいし く、③健康を増進してくれる食べ物です。中でも②と③は、他の食品は追随できないゴマ特有な機能で、調理加熱によって「人をごまかす」ほど格段においしい食品に変化します。 ゴマは、「妙る」という簡単な加熱でゴマ独特の香りが生まれ、噛むと「プチツ」と砕けて油滴がじわっと広がり、「コク」といわれる濃厚なうま味がもたらされ、さらにペーストにするとクリームのような濃厚さと利用範囲が広がってきます。 まずは「妙る」。それにより、 ①リグナン類の抗酸化成分が増え、 ②メラノイジンやピラジンなどの香気成分やうま味成分も生まれ、ゴマ特有の芳香やうま味が生まれます。メラノイジンには抗酸化作用、ピラジンにはリラックス効果があるといわれています。最近は市販の妙りゴマを使う方も多いと思いますが、家でさらにサッと妙ると香りもうま味も増すのでぜひおすすめします。 続いて「擦る」ことにより、消化吸収がぐっと良くなり、おいし く食べやすくもなります。 さらに擦り続けていると、「練り」状(ペースト状)になり、油が出た油状になります。ゴマペー ストでつくった「ゴマ豆腐」は、日本の代表的ゴマ料理であるとともに、禅僧の栄養源、健康増進源でもあります。 ゴマのサプリメントも出回っていますが、食の原点はさまざまな食材を組み合わせて調理し、食べることだと思います。例えば、妙 って擦ったゴマの「和え衣」で緑黄色野菜を和えれば、健康増進機能は何倍にもなり、私は「健康増進調理法」の代表格ではないかと思っています。 和え衣は、今ではマヨネーズや生クリームなどに取って代わられた感がありますが、それと同時に生活習慣病も増えてしまいました。 それでも、ドレッシング類の売り上げ第一位はゴマドレッシングだというのは、今でもゴマが日本人に愛されている証拠で、嬉しく思います。 「ゴマは1日にどれくらい食べるとよいか」とよく聞かれますが、 食べ過ぎればアレルギーの問題も出ますが、毎日何気なく使うことで知らず知らずのうちに健康がアップすると思います。私は食卓には常時卓上ゴマ油を置いて味噌汁などにも垂らし、妙りゴマ・擦 りゴマも臨機応変に用いています。 例えば市販のプリンに妙りゴマなどを振ってもおいしいものですよ。なお、ゴマ油には約0.6~0.8%のゴマリグナンが含まれるので、大さじ1杯程度妙め物に使うと20~30mgのリグナンが摂取できます。 また、「黒ゴマは白ゴマより健康にいい」ともいわれますが、種皮の色による成分の差はあまり問題にしなくてもいいでしょう。白、茶、金、黒、それぞれ味わいや香りは違い、例えば赤飯のゴマ塩など、色も考慮して料理に合ったものを選ぶと良いと思います。
あと10分体を動かしてロコモを予防 最近では、健康のための運動は、家事や通勤、肉体労働など日常活動 を一生懸命やるだけでも、筋トレやエアロビクスなどと同じ効果を得られることがわかってきた。疫学研究では1日2~3分、身体活動を増やすと転倒骨折の時期を約 1年遅らせることが示された。 国立健康・栄養研究所の宮地元彦氏は、テレビCM時に「片足立ち1分で両足で2分、さらにスクワット1分」するだけで3分となり、厚生労働省が提唱する「プラス10」という考えでいけば、1時間番組で3回は流れるCMの度にすればクリアされる。 まとめて10分でなく、 5分が2回でもOKという。 不眠症の元にもなる夜間多尿・夜間頻尿 不眠症にもつながる夜間頻尿では、夜の尿量が多い人は加齢などで心臓や血管のポンプ機能が衰え、水分が下半身にたまりやすくなっているという。 高橋悟・日本大学医学部教授は「下半身にたまった水を日中に出す事が大切」と、①就寝3~4時間前に入浴(水圧で足が圧迫され、下半身の水分が尿として出やすくなる)、②夕方の散歩、③ふ くらはぎのマッサージ――などをすすめる。 他に、水分の摂りすぎ、就寝前の夕食、カフェインやアルコール飲料は避ける、日中は加圧ストッキングを使う――など。 なお、心臓トラブルや睡眠時無呼吸症候群が隠れていることもあるのでまずは受診がすすめられる。

コミュニケーション紙「けんこう332」より

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毎日大さじ一杯のお酢で、元気なパワー

夏バテ・食中毒、メ夕ボ・生活習慣病の予防まで “お酢の多彩な効用” 東京農業大学応用生物科学部醸造科学科教授 小泉幸道先生に聞く 小泉先生 蒸し暑い日本の夏、食欲は減退、疲労もたまり、おまけに食中毒も 心配。高温多湿な日本の夏を元気に乗U切るのには、お酢のパワーが欠かせません。 私たち人類は昔から体験的に、お酢には疲労回復、食欲増進、殺 菌・抗菌などなど、さまざまな健康効果があることを知り、広くその恩恵に与ってきました。 こうしたお酢のさまざまな効果は、近年の研究で科学的根拠が明らかになっています。 さらに最近では、血圧や血糖の改善など、メタボ(メ夕ボリツクシンドローム)を中心にした生活 習慣病予防効果も次々に明らかにされ、今新たに健康調味料、健康飲料と してお酢が脚光を浴びています。 お酢(醸造酢)は、穀類、果実、野菜などを原料に作られますが、いずれもお酒(アルコール)をもとに、酢酸菌という微生物の発酵作用によって作られます。 お酢の多彩な健康効果のほとんどは、酢酸菌が作り出すお酢の主成分、「酢酸」によっています。とはいえ、原料や製造法によって、成分も微妙に異なり、味わいも異なります。今、市場にはさまざまな食酢が出回るようになり、それぞれの特徴を知ることでお酢の有効活用も広がります。 そこで、お酢の研究40年、「お酢博士」として知られ、ご自身も 「揚げ焼きそばにはお酢をむせるほどかけて、汁ごといただく」と いうほどお酢好きな小泉幸道先生に、お酢の健康効果、効果的なと り方を中心に、お酢のあれこれをお聞きしました。 お酢の主役・健康の鍵は、お酒が酢酸発酵してできる「酢酸」にあり 小泉) お酢は、酢酸菌の作用でアルコールが酸化し、変化したものです。穀類や果実など、でんぷんや糖分を含んだ原料からまず酵母菌によって発酵してアルコールに なり、さらにそこに酢酸菌が作用して酢酸発酵してお酢となるわけです。 太古の昔から人類は、自然発生的に生まれたお酒やお酢の存在を知っていたわけですが、やはり、お酢づくりにはちゃんとした酢酸菌を添加しないと、なかなかお酢にはなりません。例えば、庭でいっぱい採れた柿を容器に入れて放っとくと、いつの間にか酸っぱくなっている。柿 酢ができたと思いきや、ほとんどは乳酸菌による乳酸発酵で酸っぱくなっていることが多いのです。容器の中に空気中の酢酸菌が入って、自然に酢酸発酵するというのは、なかなか難しいのですね。 お酢の主成分は、酢酸菌がアルコールに作用して作り出す「酢酸」です。お酢特有の強い酸味とツンとくる刺激臭、また、お酢のさまざまな調理機能、健康機能も酢酸から得られています。 お酢の成分は、約9割が水です。 残りの約4.5%が有機酸で、そのうちの約4%が酢酸、残り約 0.5%はグルコン酸、コハク酸、 リンゴ酸、クエン酸、乳酸などの有機酸で、お酢の風味を決めています。 うま味のもとになるアミノ酸は、 0.1~0.8%程度含まれ、黒酢などアミノ酸が多いほど、うま味 も強くなります。 その他、約1~7%が糖(ブドウ糖、果糖)、さらに微量の香気成分やミネラルが含まれています。 食酢は、醸造酢と合成酢に大別され、現在売られている食酢のほとんどは穀物、果物、野菜、その他の農産物を原料に、酢酸発酵させて作った醸造酢です。代表的な醸造酢には、穀物酢、米酢、黒酢、りんご酢、ブドウ酢などがあり、それぞれ原料や醸造工程の違いで、独特の香り、うま味があり、料理に適した用途があります(表1)。 お酢の健康パワーと効果的な摂り方 ―料理による有効活用と毎日大さじ1杯のお酢! 小泉) お酢の健康効果は、近年の研究でいろいろなことが科学的に明らかになってきました。 ①まずは「疲労回復効果」。糖と酢を一緒にとると疲れが素早く回復します。体を動かすエネルギー源は、ブ ドウ糖から作られて肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲンです。グリコーゲンが減ってくると疲れを感じてきます。車でいえばガソリンのようなもので、疲労回復にはグリコーゲンの補給が一番です。その時、糖と一緒に酢をとると、グリコーゲンの再補給がアップします。特に、筋肉中のグリコーゲンは糖の補給だけでも回復しますが、肝臓のグリコーゲンは糖だけではほとんど回復されず、糖と酢を同時にとることでグリコーゲンが補給されます。 スポーツ選手にバーモントドリ ンクの愛飲者が多いのも、酢酸とハチミツがグリコーゲンを素早く補給してくれるからです。 ②次に「食欲増進・消化液の分泌促進・便秘予防効果」。酸味と香 りが味覚や嗅覚を刺激して脳の摂食中枢に働きかけ、唾液を出し、食欲を蘇らせます。 酸っぱいものを食べると唾液が出ます。連鎖して、胃液も分泌され、食物の消化吸収が良くなり、 さらに腸のぜん動を促して便秘も改善してくれます。 ですから、食事は酢のものを最初にとると、食欲が湧き、自然に 唾液が出て、食べものも喉を通りやすくなり、消化吸収、排泄も良くなります。 こうした効果により、栄養不足からくる夏バテの予防、お年寄りの嚥下障害(飲み込み障害)の改善、美肌効果も期待されます。 ③「お酢は食品からカルシウムを引き出し、吸収率も上げる」。酢酸には、カルシウムやマグネシウムなど、ミネラルの溶出作用があります。食品中のカルシウムは他の成分としっかり結びついて容易には溶け出てきません。ところが、肉や魚などをお酢で煮ると、カルシウムは他の成分と離れて煮汁に溶け出します。例えば、殻つきのシジミをお酢で煮ると、水に比べて 4.4倍もカルシウムが溶出します(図1)。 鳥手羽先、スペアリブ、イワシなど、骨つきの肉や魚を骨ごとお酢で煮る料理がおすすめです。煮汁300ccに大さじ1杯(15cc) のお酢を入れるだけで十分です。煮汁もとればカルシウムも一緒にとれます。

④「血圧を下げる」酢酸には血圧上昇に関わるホルモン調節機構 「レニン・アンジオテンシン系」 を抑制する働きがあります。高血圧の人を対象に、1日にお酢大さじ1杯摂取し続けると、1ヶ月半で明らかに血圧が低下し、大さじ2杯(30cc) ではさらに早く効果が現れたという研究があります(図2)。 お酢の摂取をやめると血圧は元に戻り、また、正常血圧の人がお酢を飲んで血圧が下がってしまうこともありません。お酢は塩味を引き立てる効果もあるので減塩効果にも役立ってくれます。

⑤「血糖値の上昇抑制」。お酢には糖の吸収をおだやかにする作用もあります。炭水化物などと一緒にとると、食後の血糖値上昇をゆるやかにしてくれ、インスリンの過剰分泌も抑えてくれます(図3)。

⑥「内臓指肪・肥満抑制・中性脂肪の抑制」。メタボ関連では、最近の研究で、毎日お酢ドリンク (水500ccに大さじ1杯のお酢) を12週間(3ヶ月)継続摂取することで、内臓脂肪や、血中の中性脂肪、BMI(肥満指数)が減少することも明らかになりました。 酢酸が細胞内の「脂肪を燃やす遺伝子」を活性化し、その遺伝子が活性化すると、脂肪分解を助けるたんぱく質が増え、体内の脂肪蓄積を防ぐと考えられています。 いずれも、お酢を摂取している間は有効ですが、お酢の摂取を中止すると元に戻ることも明らかになっています。 こうしたお酢の健康効果は、普段からの食事内容、食事量、運動量が大きく影響するので、お酢はその助けをしてくれると考えて、何よりも、規則正しい生活、適度な運動、食物繊維の十分な摂取、栄養バランスのいい食事を心がけることが大切です。肥満なり、便秘なり、高血圧なり、まずは原因をもとめるということですね。 健康効果が期待できるお酢の摂取量は、1日に大さじ1杯(15cc)。毎日とり続けることが肝心です。料理に使っても、飲んでも効果は同じです。ただし、飲む場合は必ず5~10倍に薄め、空腹時は避けます。お酢をそのまま飲んだり、空腹時に飲むと粘膜を荒ら す危険性があります。 暮らしの中でお酢を上手に活用! 小泉) 他に、お酢の大きな効果に、「抗菌効果」があります。 菌数を減らす「殺菌作用」と、菌の増殖を防ぐ「静菌作用(防腐効果)」ですね。お酢(酢酸)は 強酸で抗菌性が強い上に、菌のあらゆる部分に働きかけるので、より攻撃力が強まります。こうした 抗菌効果は、さらに加熱では全ての食中毒菌に、塩分の添加では好塩菌の腸炎ビブリオを除いて強まることが確認されています。 刺身などもお酢に短時間浸けるだけで抗菌効果が出ます。ご飯も少量のお酢を入れて炊けば炊飯時には殺菌、保存時には静菌効果が期待できます。細菌が繁殖しやすい挽き肉料理などにもお酢を上手に使うことをおすすめします。まな板などの調理器具も食酢液に浸すと抗菌力が出ますし、手に酢水をつけておむすびを握る昔からの方法も理にかなっています。 調理では、①ビタミンCの破壊を防いだり、②ゴボウやハスなど食品の褐色を防いだり、ショウガなどはアントシアニン色素を引き出して発色させたり、色を鮮やかにする効果があり、③肉をやわらかくしたり、④魚の臭みをとった り、⑤卵白を泡立てやすくしたり、 ⑥魚にお酢を塗って焼くと皮が焼き網にくっついたり、身崩れするのを防いでくれます。 料理には、最近いろいろなお酢が出回っていますが、和食なら米酢、フランス料理ならワインビネガ-、ハンバーグなどアメリカ料理にはりんご酢、中国料理には中国酢(黒酢・香酢)など、単純な使い分けでも料理が引き立ちます (表1)。 最近は家の掃除にも、お酢は大活躍しています。ぜひ、お酢を暮 らしの中で上手に活用して、実り豊かな健康ライフを築いていただきたいと思います。
大豆など豆類からの鉄分の摂取に注目! 従来、肉や魚に含まれる「ヘム鉄」は腸で吸収されやすく、 ホウレンソウなど野菜に含まれる「非ヘム鉄」は吸収されにく いとされていた。 最近、大豆などに含まれる鉄分は、野菜の非ヘム鉄とは異なり、非ヘム鉄よりも吸収が良く、野菜と肉の中間に位置する「フ エリチン鉄」と呼ばれるものであることがわかった。国際医療福祉大病院の高後裕教授は「フェリチン鉄は腸で吸収される仕組みが非ヘム鉄とは違うことがわかってきた。鉄の 摂取に豆類が注目されている」 とコメント。 生活習慣病予防に 「甘酢タマネギ」 生活習慣病予防の基本は、バランスのよい食事。野菜は1食120g以上の摂取が望まれている。その一環に、小沼智子・総合新川橋病院栄養科科長は、酢100cc、砂糖大さじ5、 塩小さじ1を合わせた甘酢に タマネギ大2個分を薄切りに して漬け込む「甘酢タマネギ」 の作り置きをすすめる。 タマネギのアリシンは血液をサラサラにし血栓を予防、 さらに酢の酢酸は血圧を下げ、血糖値上昇を抑えてくれるからだ。

コミュニケーション紙「けんこう333」より ※図1、2、3共、資料提供ミツカン、 『元気がほしいカラダには酢が効く!』 学習研究社刊、小泉幸道監修より。

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日本人の健康を守り続けた味噌の効用

●一汁三菜の和食が日本を守る 広島大学名誉教授 渡邊敦光先生に聞く 1300年以上にもわたって、 日本人の健康を支え続ける味噌。 昔から様々いわれている味噌の健康効果は近年、その多くが科学的に証明されつつあります。 みそ博士で知られ、味噌研究の一翼を担われている渡邊敦光先生は、幹細胞の謎の解明をライフワークに長年、広島大学原爆放射線医科学研究所に在籍、退官後の今も名誉教授として放射線とがんについて研究を続けられています。 その渡邊先生が、なぜ味噌の研究もされるようになったのか。 きっかけは、長崎での被爆で奇跡的に助かった秋月辰一郎医師や広島での被爆者の証言などから、 味噌の健康効果に注目した上司の伊藤明弘教授の声かけでした。 1989年に味噌の研究をスタ ートした当時は「味噌に放射線防御効果なんてあるのだろうか」 と疑問視されていたそうですが、―放射線障害を受けたマウスの小腸の腺窩(せんか。上皮細胞にある細胞分裂の活発な組織)が味 噌で再生した―という目を見張る結果を得て以来今日まで、様々な味噌の機能性を解明されています。 今では「味噌は日本人の知恵と日本人の体質に合ったからこそ、 廃れることなく食べ続けられ、長寿大国の日本人の健康を守ってきた」という確信の下に、講演会や著作などで「味噌の復権」、ひいては一汁三菜の「伝統的和食の復権」を訴えられています。

味噌の放射線への防御作用 ―味噌の常食と放射線防御作用 渡邊) 安全量を超えた放射線被曝では、急性放射線障害で命を落とすことはもとより、長い潜伏期間の後に深刻な障害が現れる慢性障害や、放射線はDNAを傷つけるために次世代への遺伝的影響も心配されます。 一方で、長崎でも広島でも、被爆者の中に少なからず、深刻な原爆症を免れた人たちがいました。 長崎の原爆で被爆した、医師の秋月辰一郎先生は、病院スタッフ全員が急性障害から免れた原因の一つは「わかめの味噌汁」であったと著書の『体質と食物』で述べられています。広島でも味噌屋さんをはじめ味噌を食べていたことで急性障害を免れたという人たちの話が報告されています。 貴重な症例報告ですが、学問的なエビデンスではなく、そこで、私たちはマウスの実験で味噌の放射線による影響を見てみました。 急性障害では放射線を直接浴びて細胞増殖の盛んな細胞がダメー ジを受けるところから、私たちは小腸上皮で盛んに増殖している腺窩という組織に注目し、マウスに 1週間、味噌餌(10%味噌含有) を与えた後に毎分4グレイのX線を2~3分照射し3日半後に解剖 したところ、「味噌餌群」は「普通の餌群」よりも小腸腺窩が明らかに再生し、放射線防御作用のあることが示されました(図1)。

また、照射直後や1~2日後に 味噌を食べさせても増加は見られず、普段から味噌を十分摂っていると味噌の有効成分が血液中に効果的な濃度で存在し続けて味噌の効力が発揮されるのではないかと考えられます。 中レベルの放射線量を被曝した場合でも、味噌を事前に食べていたマウスは余命が長くなり、味噌には強い放射線を浴びた後の生存率を高める働きがあることも明らかになりました。 味噌のがん抑制効果! 渡邊) がんの最大のリスク要因は食生活(次いでタバコ)です。 国立がんセンターの多目的コホート(JPHC)研究では「1日3杯以上味噌汁を飲む人」は「1日1杯未満しか飲まない人」に比べて、乳がん発生率が40%減少し、 大豆、豆腐、油揚、納豆など他の大豆製品では明確な関連は見られなかったと報告されています(大豆製品を食べる量から大豆イソフラボン摂取量を計算すると、イソフラボンをたくさん食べている人、特に閉経後の女性は乳がんになりにくいという結果も確認)。 男性では、前立腺がんの限局がん(腫瘍範囲が限られている早期のがん)にかかるリスクは、味噌汁を1日2杯以上飲んでいる人の方が1杯未満の人よりも35%低いことが確認され、さらに、大豆製品を最も多く食べているグループ (1日107g以上)は最も少ないグループ(1日47g以下)に比べて、前立腺がんのリスクは半分でした(JPHC研究による)。 つまり、味噌汁をたくさん飲んだり、大豆食品をたくさん食べていると乳がんや前立腺がんになりにくくなるということです。 さらに、私たちはラットの実験で、味噌には大腸がんの前がん病 変抑制と、大腸がんの進行抑制の働きがあることを確認しました (図2)。この他、味噌は肺腺がん、肝がん、胃がんなどの抑制にも有効という結果が出ています。

味噌の塩分は塩化ナトリウム(食塩)とは異なる!? ●胃がん・高血圧の抑制効果 渡邊) 国立がんセンターのHPには「味噌汁をたくさん飲むと塩分摂取量が多くなり、塩分のとりすぎは胃がんや高血圧などの危険因子といわれている」とあります。 一方で1981年、国立がんセ ンター研究所の平山雄疫学部長は 「味噌汁を毎日飲む人ほど胃がんによる死亡率が低い」という有名な疫学データを発表しました。 私たちがラットに発がん物質を 16週間投与した実験でも、味噌餌群(味噌10%入り)は、胃の腫瘍の発生率も、発生した場合の大きさも「食塩2・3%入りの餌」など他の餌群よりも小さかったことを確認しました。味噌餌群と塩分餌群の塩分量は一緒です。それでも胃がんが抑えられたのは、味噌の中の食塩は食塩単独とは異なる作用をしていると考えられます。 高血圧では、毎日味噌汁を2杯飲むと血圧を上げない、減塩味噌では血圧を下げるというデー夕が報告され、昨年発表された共立女子大学の上原誉志夫教授らの研究 では、1日3回までの味噌汁摂取は食塩の過剰摂取に比べて血圧への影響はなく、1日1杯の場合は動脈硬化の指標が低下する傾向が見られました。 私たちの食塩感受性ラットを使った実験でも、血圧が最も上昇したのは2・3%の食塩を含む餌を食べ続けたラットで、味噌餌ラットは普通餌ラットとほぼ同じ血圧でした(図3) 。また、脳卒中 を起こすラットを用いた実験では、味噌餌群ではその発生が遅くなりました。

このように、高塩分がリスクになる胃がん、高血圧、脳卒中などで味噌は有効、もしくは悪影響を与えないという結果は味噌の塩分は発酵熟成の過程で何かの物質に結合している可能性があり、そのため食塩(塩化ナトリウム)としては存在せず、異なる作用をしているのではないかと考えられます。 日本人は塩分を多く摂っているにもかかわらず長寿であるというパラドックスは、味噌を含め発酵食品で塩分を摂っているからではないかとも考えられます。 味噌の健康効果は熟成が鍵~半年から2年でピークに 渡邊) 有効成分の研究も進み、今いろいろわかってきました。 味噌の有効成分としては、味噌の原料である大豆そのものに含まれる多種類の有効成分や機能性成分と、大豆の発酵・熟成過程で蛋白質が分解されてできる味噌特有の成分―中間産物の「ペプチド類」や褐色色素の「メラノイジン」―等が相乗的に効果を発揮していると考えられます。 味噌は発酵・熟成が鍵となり、 熟成味噌は、①イソフラボンの配糖体が消えアグリコン型になることで作用が高まる、②大豆や米に含まれるアレルゲンが減少、③抗酸化作用が増加し、遺伝子組み換えの影響も消失する、④大豆が初めから分解されているので栄養素の消化・吸収が良くなる―等々のことが考えられ、天然熟成の本物を使うことです。 熟成により旨味が増し、塩分がまろやかになった味噌は健康効果も高いことを、私たちは実験で確かめています(図2・4)。

味噌の種類は産地により、淡いクリーム色(白味噌)、信州味噌 など山吹色に近い淡色、津軽や仙台などの赤味噌、その他、淡黄色の麦味噌や褐色の豆味噌などに分類されます。この色の違いは、発酵の過程で起こるメイラード反応によるもので、熟成期間が長いと着色が進みます(写真1)。 健康効果は産地ではなく、熟成期間で決まり、信州味噌は淡色ですが、発酵が比較的長く、6ヶ月以上熟成した味噌がより効力があり、2年でピーク、それ以後は効果が変わらず、5年味噌になると 効果が落ち、10年になると失効します。味噌にはぜひ熟成期間を明記して欲しいものです。 熟成味噌の味噌汁とご飯の「一汁三菜」の日本食の復権を! 渡邊) 「ご飯と味噌汁」中心だった日本人の食生活は戦後、パン食、肉食へと急激に変わりました。今日本では米の消費量が減り続け、食料自給率は地に落ち、「ご飯と味噌汁」の食生活は忘れ去られようとしています。 一方、世界中で日本食の健康効果が評価され、その復権を唱える見解は次々に出されています。 2013年には和食はユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。日本型の食生活を取り戻すのは今しかないんです。 味噌汁を1日に3回飲んでも、塩分は約3gです。減塩運動が無意味だとは言いませんが、学校給食を和食にするなど国を挙げて 「ご飯と味噌汁」の生活に戻すのが緊急の課題だと思っています。 徳川家康は、葉菜5種類、根葉 3種類の具沢山汁(五菜三根汁) を愛食していたそうですが、ミネラルや抗酸化物質の宝庫でもある野菜を多種類入れた具沢山味噌汁は、血圧をはじめ、がんや多くの生活習慣病、また、老化を防いでくれる最強の健康食なのです。 内外の西洋料理の一流シェフは、味噌の旨味に注目しています。日本人はバリエーションが得意です。 特に若いお母さん方は伝統的な日本食の智恵と美味しさがこもった新しい味噌料理、和食を編み出して、ぜひ次世代につないで欲しいと願います。  
「野菜多め」で胃がんリスク減 野菜を多く食べる日本人男性は、胃(下部)のがんリスクが低下するという疫学研究を、国立がん研究センター研究班がまとめた。 野菜に含まれる抗酸化成分が、胃がんの原因の一つ、ピロリ菌の働きを抑えると考えられている。 喫煙や塩分摂取などの影響を除いて分析すると、野菜摂取量が最少群の下部胃がんの発症リスクを1とすると、最多群は0.78で、摂取量が多いほどリスクが低い傾向だった。なお、女性は関連がはっきりしなかった。 ちょっと不便で、運動不足解消 昭和大学藤が丘リハビリテーシ ョン病院の橋本通教授は「ちょっと不便がちょうどいいの発想」で、 家事や通勤など普段の暮らしの中で運動不足を解消しようと提案している。 基本は立つ、歩く。階段の昇降は歩き、電話やテレビ視聴などは立って、ティッシュやリモコン、携帯電話などは遠くに置くなどして歩いて取りに行く。 特にエネルギー消費が大きいのは階段昇り。職場では1 階離れたトイレへ階段で、駅でも階段を使い、貧乏揺すりもやらないよりはまし。こまめに動くことは「健康寿命を延ばすためにはとても大事」 だという。

コミュニケーション紙「けんこう331」より

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今年の枇杷の種が入荷しました!

無農薬で育てた枇杷の実から取り出した枇杷の種が収穫されました。
保存料など一切添加していない天然のものです。
産地は長崎県、鹿児島県のいずれかのものになります。
数量限定品となり、この時期だけしか手に入りませんので、どうぞお見逃し無くお買い求めください。

大変痛みやすい商品のため、冷凍クール便でお送りさせていただきます。
ある程度の乾燥は農家様にしていただいていますが、完全には乾燥していませんので、お手元に届き次第ご家庭でさらに干していただくか、
焼酎漬けなど加工していただきますようお願いいたします。
(種は冷凍しておくと長期保存が可能ですが、なるべくお早めにお使いください。)

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使用方法 : 焼酎漬け、はちみつ漬け、黒酢漬け・・・など

商品ページはこちら↓↓

*内容量500g

http://www.kenkousupport.com/item/31287.html

*内容量1kg
http://www.kenkousupport.com/item/30484.html

参考レシピ:

◆枇杷の種焼酎漬け

枇杷の種  500グラム
ホワイトリカー(または焼酎)  一升
※甘みのほしい方はお好みで蜂蜜・砂糖を加えてください。)

・保存瓶はは熱湯消毒・または焼酎を含ませたふきんで内側を拭く。
・枇杷の種の皮はお好みで剥き、(少し凍らせてから水に入れると剥きやすい)
・保存瓶に枇杷の種→蜂蜜・砂糖→ホワイトリカーの順番で入れる。
・冷暗所に保存。(半年ほどでお召し上がりいただけますが、1~2年程漬けていただくことをおすすめします。)

◆枇杷の種粉末

ご自宅でビワの種粉末も作れますので、ミルのある方は是非一度お試し下さい。
皮はお好みで剥いていただき、適量をミルで細かく砕き(二度挽きがおすすめです)フライパンで煎って水分を飛ばします。

1日4g前後を目安に、豆乳やジュースに溶かしてお召し上がりください。
杏仁のような上品な香りがしますのでお菓子づくり(パンケーキ、クッキー等)にもオススメです。

↓↓当店で取扱中の枇杷の種粉末はこちら(商品ページ内に各種比較表もございますので是非ご参考ください。)↓↓
TSI 枇杷の種(粉末) 350g入り http://www.kenkousupport.com/item/11243.html
株式会社エス・エフ・シー 枇杷種粉末150g http://www.kenkousupport.com/item/13255.html
株式会社エス・エフ・シー 枇杷種粉末(分包タイプ) 120g(4g×30包) http://www.kenkousupport.com/item/29252.html
わか葉 枇杷の種粉末「まるごと天仁」 100g http://www.kenkousupport.com/item/25706.html

↓その他弊社取扱のビワ加工品はこちら↓http://www.kenkousupport.com/category/256.html

手当て療法・枇杷関連の書籍一覧はこちら↓http://www.kenkousupport.com/category/124.html

ビワ生葉療法http://www.kenkousupport.com/category/93.html

スタッフ やの

ラクティスで『快腸』、お肌もきれいに

日頃から便秘で、腸の具合が良くなくて、どうしたものか悩んでいたのです。

ラクティスについては、腸の研究をされている方の本を読んで知りました。
これは試してみようと思い、早速、ラクティス(5mlアルミパック)を購入しました。

最初は1日あたり2~3本飲用しました。次第に調子も良くなってきたので、今は、1日に1本飲んでいます。

ただ、疲れがたまったり、どうも腸の調子がおかしいなぁと思ったときは、朝と晩、それぞれ1本ずつ飲用しています。
ラクティスを飲用すると腸がごろごろと動いて活発になっていることがよくわかります。

ほかには、豆乳や野菜果物を摂っていますが、最近、肌にザラザラ感がなくなって、しっとりときれいになった気がします。

この間も、美容院へ行ったら「お肌がきれいですね」なんて褒められました。
腸の調子が良くなってきた上に、肌がきれいになるなんて、ラクティス効果って嬉しいですね。

(Y・Oさま)