キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、ニラ、ズッキーニ、ゴーヤなど夏野菜の美味しい季節になりましたね。
夏野菜はカロチン、ビタミンC、ビタミンEなどを多く含み夏ばて予防に効果があります。野菜好きの我が家では、エンバランス 新鮮保持チャック付き袋が重宝しています。特にカットした野菜や傷みの早い葉野菜は、普通のチャック付き袋と比べて、鮮度保持効果が断然違います!経済的ですよ。
無農薬野菜などの宅配を利用されている方にもおすすめです!
さて、エンバランスNEWSには、「市川式手当て 治る力」で有名な市川加代子先生の健康講座のコーナーがありますが、7月号にはこんな面白い記事が載っていました。
黄帝内経粗問という中国の古い医学書の中で、黄帝が岐伯という名医に基本的な病気の考え方について尋ねたところ、注意すべきことを挙げて次のように返答しているそうです。
『一 大小便の出具合を問い、脈を診て、精神状態とその病の関係を知ること。
二 迷信家や祈祷師の類を信じる人を治療しても効果がない。この医術の素晴らしさを語る必要もない。
三 鍼灸を嫌がるものに治療してやることはない。治療しても効果がない。
四 術者を信用しない者に治療しても効果がない。』
この解説を要約すると、何より重要なことは、まず、ちゃんと排泄できているか病人にたずねること。そして、その病気と精神状態との関係を知り、筋道を立てて、包括的に治療にあたることであり、それには心のあり方が大切で、病人と治療家の信頼関係が効果を左右すると述べているのです。
この記述を読まれた市川先生が、3千年も前にも関わらず論理性科学性の通った古人の知恵と観察力に驚かれ、「今も昔も人間の本質や治る力は変わっていないのだな」という確信と古典の医学書への信頼を新たにされたという話でした。
読者の私も、中国の古い医学書にそんなことがかかれていたのかと驚いたのですが、もし、身体の不調に悩まされてあれこれと試してみるけれど改善がみられず、袋小路にはいってしまったように思えるときには、思いっきりシンプルな原点に立ち返ってみるのはすごく大切だと思いました。
前述の市川加代子先生の著書「治る力」のなかでも、お手当てをすることによって、人間の根源的な4つの営み、<出す=排泄>、<入れる=補給>、<巡らせる=循環>、<守る=免疫>を助けて応援することができ、人間が本来持っている「治る力」が引きだされるが、中でも、<出す>ことが特に重要だと書かれていました。その場合、人間を無数の穴があり、無数の通路が張り巡らされている袋とイメージして行うのだそうです。
お手当てのすごいなと思うところは、自分が自分の身体に対して主体性がもてて、イメージや、自分の意志をそのまま力として発揮できるところだと思います。薬や西洋医学に頼った治療ではなかなかそうはいきません。実際、重症といわれる腹水や胸水がたまるようなつい悲観的になってしまう症状も、根気よくお手当てを続けることで改善された例を聞くことは珍しくありません。
精神状態によって、呼吸が速くなったり、血圧に変化があらわれたり、自律神経の働きが乱れたり、唾液の成分まで変わることがわかってきた現代では心身相関の考え方は当たり前になっていても、病院で受けられる治療は、包括的な治療からは遠ざかっているのが現状です。古代の医学書に心のあり方と治療の関係がズバリ指摘されていたのは大変興味深いと思いました。
私が始めてお手当ての良さを体験したのは、長男を出産後、何度も乳腺炎を繰り返した時でした。婦人科でもらう薬だけでは、傷みや腫れがとれず、困って尋ねた産院で里芋湿布を教えてもらい、半信半疑で試してみたところ、7回も繰り返した乳腺炎をようやく克服できたのです。
すった生の里芋と小麦粉を耳たぶより少しやわらかく練ったものをガーゼに2、3センチの厚みにのばして患部に貼ると熱で4,5時間でパリパリに乾くので、又新しいものに変えるのというを、3日ほど繰り返しました。
その後、里芋粉という便利なものがあることを知り、常備するようになりました。サッカーをしている息子が足を捻挫してきたときには、手軽に里芋粉に水とビワエキスを混ぜて湿布をしてやると一晩で腫れがひき病院でもらうシップよりもずっと早く治りました。
里芋湿布について調べてみると、里芋にはムチンという物質が含まれ、このムチンは皮をむくと、グルクロン酸という解毒作用のある物質にかわるそうで、これが里芋パスタの毒だし効果を高めて痛みまで取ってくれるのだそうです。
でも理屈は後からです。先に「ああ、気持ちがいい」「あれ?痛みが軽くなってる」「腫れがひいた」というように良くなっていることが身体でわかるのがお手当てのいいところです。さらに根拠が加わるとやる気も俄然でてきますよね
是非、お試しください。
尚、市川加代子先生の「治る力」は取り扱いがございませんのであらかじめご了承下さい。
当店では、すぐに始められるお手当商品を数多くご用意しています。
手当に使う用品について詳しくはこちら
→ http://www.kenkousupport.com/category/287.html
加谷