「もうひと花」-満開の桜より想起したお話

昨日からの暖かさで、大阪では、すっかり桜が満開になりました。

行くところ行くところで見事な桜が目に入り、通勤中にも癒されては
自然と「ありがとう」と言ってしまう、そんな桜たち。

ふと、斉藤一人さんの「もうひと花」というお話を思い出しました。

以下、斉藤一人さんの著書「幸せの道」より、
一人さんのお話を抜粋させていただきます。

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「もうひと花」  斉藤一人
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私、「もうひと花」という色紙を書いたんですけど。
「もうひと花」ってなんだろう。
人生の花って楽しいことだよね。

楽しいことって
何か美味しいもの食べても楽しいし、
恋しても楽しいし、
道歩いていても楽しいし、
旅行行っても楽しいし、
タンポポ見ても楽しいし、
今日は友達と会えるんだって楽しいし、
コーヒー一杯美味しいねと言いながら飲んでも楽しいし。

究極になると、朝目が覚めたとか。
三度の食事できたんだとか。
これはもう達人技だけどね。

ひとつひとつに「もうひと花」「もうひと花」って咲かせると
人生ってすごく楽しくなるんだよ。

世間の人が楽しいとかもうひと花というと、
事業成功させてとか、ものすごい大輪の花とか思うけど、
ここに書いていている「もうひと花」というのは
日本人が好きな桜の花を想像して欲しいの。

桜の花って大木になったからといっても、花は小さいんだよ。
何年生きていてもちっちゃい花なの。

それがひと花、ふた花咲いて、だんだん満開になるんだよね。
きれいに咲いてさ、思いで話するようにふぁ~とね、散る姿も綺麗なの。

翌年になってまたね、去年の花なんて咲かないよ。
今年は今年の花でポッポッポッポッて咲くの。
小さい花がいっぱい咲くんだよね。
ピンクの花がいっぱい咲いて満開になる。

だから私もちっちゃい花いくつ咲かせられるだろう。
ご飯食べて幸せだねぇとか、生きていて幸せだねとか、
本当にうれしいねとか、空青いねとか、鳥飛んでいるねとか、
ちいさな花をいっぱい咲かせるのね。

だからいつもこういう花を咲かせている人が若いよね。
いつも青春だよね。
だって花咲いているんだもん。
いつでも春だよね。
それ、年に関係ないよ。

みんなひとり一人の人生があるけど、その人生で
自分というものを見失わないで、自分を励ましながら
人生の中でひとつ花咲いた、二つ咲いた、
今日はいくつ花咲いたと満開になって、
ふわぁ~っと桜吹雪のように散って
また次の花を咲かせる。

そんなつもりでこの色紙を書きました。

「もうひと花」
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たった1度の人生を 世間の顔色うかがって
やりたいこともやらないで 死んでいく身の口惜しさ
どうせもらった命なら ひと花咲かせて散っていく 桜の花のいさぎよさ
一度散っても翌年に みごとに咲いて満開の 花の命の素晴らしさ
ひと花どころか百花も 咲いて咲いて咲きまくる
上で見ている神さまよ 私のみごとな生きざまを すみからすみまでごらんあれ

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こなか

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