芽の出ないじゃが芋が売られています。
ジャガイモの萌芽した芽には、グリコアルカロイド(昔は、ソラニンといいました。)という毒性の強い物質が、200〜400mg/100gも含まれています。緑になってきた皮にも芽ほど多くはなくても、グリコアルカロイドが含有されています。
昔のじゃが芋は、芽のではじめた部分を芯まで取り除くようにして調理したものです。ところが、昨今、スーパーの店頭に並ぶ、殆どのじゃが芋には、いくら日にちがたっても、芽が一切出てこないようになっています。当然、それらのじゃが芋は土に埋めても、芽を出すことはありません。
芽のでない品種でも、つくられたのでしょうか。芽のでない品種がつくられたのでなければ、生産や流通の段階で、何か化学的処理・処置が行われているのでしょうか。
収穫しやすい、じゃが芋畑。
じゃが芋の収穫期になると、葉も茎も枯れて、収穫しやすい畑になる地域があるとのことです。小学校の校庭で育てられているじゃが芋の収穫時は、葉も茎もしっかりしているようなのに、じゃが芋畑では、収穫作業はしやすい状態になっている、そんなに便利なことがおこるのでしょうか。いわゆるアンの入っているじゃが芋、あれは何なのでしょうか。
健康志向と言われているのに逆行している何かがあるように思われてなりません。農商工連携が大切だと、国も考えているようですし、地産地食(地産地消)や身土不二という言葉も使われています。
路地物を旬の時期に食す、しかも、決して高くなく、そういった食材の世界での流通革命があって然るべきだと思います。
腐らない弁当があるようです。
賞味期限や消費期限を気にしてスーパー等で買い物をされている方が多いようです。でも、買って帰ってから冷蔵庫で何日もという話もよく聞きます。冷蔵庫に対する過信なのか、実は、あまり気にはしていないのかも知れません。
昔の牛乳は傷みが早かったようですが、今の牛乳はどうなっているでしょうか。傷まないことは良いことなのでしょうか。
弁当や調理パンなどの、本来、長い保存のできない商品は、食べても安全な期限が、消費期限として提示されています。弁当はコンビニの経営を左右するほどの商品で、普及も広く、コンビニ弁当という別の名前で認識されています。コンビニの経営にとって、この商品での食当たりは絶対さけなければなりません。常温で二日間、腐らないコンビニ弁当を提供しているチェーンがあるとの話を耳にします。腐らないけど、身体に問題はないのでしょうか。
黴(カビ)の生えないマーガリンやパンがあるようです。
大半のマーガリンは植物油を原材料として作られているとのことです。従って、常温では液体の筈なのですが、しっかりとして固体の形となっています。何が添加されているのでしょうか。梅雨時に常温でバターとマーガリンを置くという実験をすると、バターはカビが生えるのにカビの生えないいマーガリンがあったとのことです。カビの生えないパンも販売されているとの話も耳にします。
カビが生えないにこしたことはありませんが、カビが生えるはずの状況で生えないとしたら、何か添加されているとしか考えられないのではないでしょうか。
有害物質の多い食から身を守るには。
自分の家族が食べる米は、減農薬や無農薬で栽培しているという農家があるとのの話を聞きました。安定供給という美名の下の管理栽培のために使用されつづけている農薬や化学物質です。身体に対する悪影響は自分で守る必要がありそうです。自家栽培でない以上、完璧に化学物質から身を守ることが出来ないのであれば、なるだけ、有害物質の少ないものを食すか、身体に良いものを、より多く食すしかありません。
健康マイスター通信より抜粋