犬の健康維持

先月、自宅で飼っている犬が突然、食欲がなくなり嘔吐を繰り返し急いで病院に連れて行くと、このままでは命が危ないので入院による手術が必要との診断を受けました。

最初は原因不明でしたが検査を進めていくと誤飲誤食による急性胃炎でした。点滴治療で徐々に回復して元気になりました。

ヨークシャテリアとミニチュアダックスフンドとのミックスで、年齢は約12歳の子型犬です。

普段から何でも口にしてしまう事が多く、ある時は1歳の娘の尿が付いた使用済みオムツをフタ付きごみ箱から取りだし食べていたので外出時などはテーブルの上にも食べようとする物が置かれてないか常に注意が必要です。

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●ペットの胃炎について調べて見ました●

犬の急性胃炎は何らかの要因があり胃の粘膜に炎症が出てしまった状態であり人間でもおなじみの病気です。

犬の場合、毒性のあるもの、腐敗したもの、異物などで急性胃炎になる事が多く毒性のあるものだと生命の危機があります。
異物を食べてしまってるので胃の中身を全部吐き出そうとします。
短時間に嘔吐を繰り返すことにより、場合によっては吐血する事もあります。
水をたくさん飲みながら何度も吐く症状が出て脱水や電解質バランスの異常を起こし体内からどんどん水分が失われぐったりしてしまいます。
また腐敗物を口にした場合、嘔吐と腹痛があり下痢も起こします。
治療をしないと膵炎を併発する事もあますが、異物によっては無症状の場合もあるようです。

治療法としては異物が原因の場合は催吐薬によって吐き出させる事が多いです。
感染症であれば感染症の治療が行われます。
症状の軽い胃炎であれば2日もすれば普段通りの食事ができます。
胃で悪さをしている原因を取り除き食事と水を24~36時間止めれば通常1~5日で回復します。

絶食後、徐々に水を与え次に流動食を与える。
脱水が激しいものでは輸液療法を受ける必要があるようです。
さらに嘔吐の激しいものでは吐き止めの薬を与え短時間で回復が見られない場合、その他の疾患について幅広い検査が必要となります。
適切な治療さえできれば短時間で回復します。
ただし嘔吐が激しい場合や症状が長引く場合は再検査が必要です。

犬の胃炎のほとんどが異物の誤飲によるもで異物や腐敗物が胃炎を引き起こすので誤飲に気をつければ防ぐ事ができるようです。
食事を与える時間やフードの質や量を安定させる事も大切です。

犬も人間と同じデリケートな生き物なので家族の一員としてこれからも大切にしていきます。

当店にもワンちゃんやネコちゃんに最適な健康食品からワンちゃん専用の食器まで幅広い取り扱い商品がありますので是非、お試し下さい。
私も愛犬の為に健康な今からでも始めていきたいと思います♪

スタッフ 根来

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