「暑い話」のくり返しでまことに恐縮です。
近年、昼間にセミが鳴かなくなっていることにお気づきでしょうか?
セミの「鳴き」は、時刻、気温、明るさに影響を受けているといわれています。
クマゼミは気温、アブラゼミ・ツクツクボウシは時刻、夏の終わりを感じさせるヒグラシは周囲の明るさに影響を受けて鳴くと言われています。
いずれにしても、今年のような「猛暑」で、気温が35度を超えると活動を自粛して鳴
かなくなってしまうようです。
気温が低くなっている(それでも例年より高い)朝や夕方には「今でょしょ!」の勢いで、さかんに鳴いていますけれど・・・。
一方、夏の”風物詩”「蚊」はどうでしょうか?
じつは、蚊も35度を超えると活動できなくなるようです。
日中、散歩に出たり、庭仕事、畑仕事などしていると、ほぼまちがいなく”何発か”刺
されたものですが、今年はかなりようすが異なっていて蚊が飛んでいないようです。
いつもはしつこい蚊も、この気温には少々まいっているようですね。
そういえば、動物園の動物たちも、相当グロッキー。
この夏、元気いっぱいな動物をなかなかみかけません。
「命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している。」と気象庁。
校外学習の小学生や畑仕事の老人が亡くなったり、「命がけ」」で無理な活動をしていないでしょうか?
自然界は、「過酷な暑さの中では、あまり活動しないよう。」警告しているようにも思います。
今年の暑さは、やはり異常としかいえません。
自然の中で生活する昆虫や動物たちに習って、命を守るために「自粛」されることをおすすめしたいですね。
Webサポーター 桑原