お手当てと根気

昨シーズンの冬に、湯タンポで低温やけどをしました。
足首の内側に500円玉ぐらいの大きな円状に水ぶくれになってしまい、せっかくの機会と思い、前から気になっていた火傷にもいいと聞くビワエキスをつけてみることにしました。

アルコール成分のせいか綿棒で少しづつつけても激痛で、そのためもう一つ気になっていた熱のある炎症の万能薬といわれる「里芋シップ」も試してみることにしました。
ちょうど家に使い道に困っていた里芋があったので、ネットで調べて小麦粉・生姜などと混ぜてシップに使う里芋粉をつくりました。

「里芋シップ」には悪いものを吸い出してくれるパワーがあるそうで、ビワエキスをお休みにして、とりあえず水ぶくれが破れてややこしいことになった患部に、里芋粉を乗せたガーゼをあて、テープで固定しその周りを軽く包帯のようなものでずれない様に固定して、それを里芋粉が乾いたら交換する(実際は朝晩2回しかできず)という見よう見マネのやり方をしました。

毎回カピカピに里芋粉が乾燥し、また患部に当たっている部分が分かりやすく黒くなっていて、見た目的に悪いものを吸ってくれてる感じがしました。

それを2週間ぐらい続けて、里芋粉の黒さがかなりマシになってきたので、今度は ビワエキスを患部に少し付けた後ビワの葉を患部の大きさに合わせて小さく切ったものを貼って固定した後、包帯でさらに固定するというこれもまたオリジナルなやり方で2週間以上続けました。初めはビワの葉の患部に当たる部分が毎回ジュクジュクになっていて、更に悪いものを出している感がありました。

次第に患部の方のジュクジュクも無くなり痛みもなくなったのですが、火傷のあとみたいなものが残ったまま消えず、次第にお手当てが面倒になり止めてしまったため、1年近く経った今も傷跡は残っています。
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先日 東城百合子先生の「家庭でできる自然療法」という書籍に、“火傷の場合すぐに塩水をつけるか、1番いいのはビワエキスにつけると痛みもなく傷も残さず早く治る”という記載を見つけ、“空気に当たるとピリピリ痛むので早く患部を覆うこと”という記載もあり、もっとしっかり調べて根気良くお手当てを続ければ良かったと思っています。

日ごろお客様とお話した際に、身近なものでできるお手当て方法などを伺って、ごく簡単に取り入れられそうな気がしていたのですが、薬と違い即効性ではないため「継続は力なり」ということを皆さんしていらっしゃるのだなーと改めて尊敬した出来事でした。

色々なお手当の方法についてはコチラからご覧ください

スタッフ 阿部

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