「生化学研究所の柿茶と、西式健康法の柿の葉茶、そしてオーサワの柿茶がありますが3つの中で質的にお薦めできるものはどれであるとお考えでしょうか?特に、生化学研究所のものと、西式健康法のものの違いについて、教えていただけましたら幸いです。」とお客様からお問い合わせがありました。現在、当店でお取り扱いをしていますのは、
①生物化学研究所柿茶
②西式健康法の柿の葉茶
③オーサワジャパンから販売されております柿茶
の3種類となっています。
③のオーサワジャパンの柿茶については、西式健康法に関係ない一般的な柿の葉茶として販売されておりますものですので、今回は特徴のある上の2つについてご説明したいと思います。
お客様からも好評でお勧めしたいのは生物化学研究所の柿茶です。
といいますのも、こちらの柿茶は元祖西式と呼ばれている柿茶で、
昭和26年より製造が始まり、今でも昔の製法と変わらない製法で作られています。
柿の葉はすべて四国産を使用、もちろん農薬や食品添加物は無使用です。柿の葉は夏の盛りに収穫されます。
目を出した枝が伸びたところに茂っている葉を収穫し、まず枝を丸ごと切って、葉がたっぷり付いている落ちてきた枝を女性が一枚一枚手で落としていきます。そして、それを袋に詰めて、町の工場まで運びます。その葉を乾燥させ加工したものが現在お届けされている柿茶なのです。
柿の葉の収穫から製造までを全て一貫して行っており、日野原重明先生のいらっしゃる聖路加国際病院の産婦人科で患者さんにも飲んでもらっていただいているそうです。お客様からも味にくせがなく飲みやすい、というお声もあるのがこちらです。
それに対して、西式健康法の柿茶ですが、こちらは西式健康法創始者の西勝造先生のお孫さんである西万二郎先生が継承されている西会本部が販売しているものです。こちらは島根県の柿の葉を使用しており、もちろん無農薬で添加物は不使用です。
西式柿茶の製造方法は、7-8月の間に摘み取った葉をその日のうちに洗浄し、蒸発、乾燥させ、ティーバック詰めを行っています。この工程を全て一日で終了させることにより、よりよい品質の柿茶を提供しているということです。
柿の葉は生葉の状態では存在しているビタミンCは加工保存中にほとんど分解されて失われてしまうのですが、この西会本部の柿の葉茶はその分解を促す酵素の活性をほぼ100%止める製法を開発することにより、加工後のビタミンCの含有量をきわめて高い数値でとどめています。
生物化学研究所は時期によって含有量が異なるということで、ビタミンC含有量を公開していませんが、西会本部の柿茶は1400-2000mg/茶葉100g、と公開しています。ただし、こちらも季節によりバラつきがあります。
どちらもビタミンCが豊富でカフェイン無しですので、一概にどちらが良質ということは言えないのですが、たとえばご自分が現在西式健康法を実践していらっしゃる場合、師事されている先生がどちらの健康法を実践しているかが、お選びいただく一つの目安になるかと思います。
なお、柿の葉茶はお湯で抽出させた後、自然に冷めて言った状態では、ビタミンCは24時間程度は高い水準を保ちますが、電気保温ポットや魔法瓶で高温のまま保存するとビタミンCの分解が促進されますのでご注意ください。
現在、西式健康法の柿茶及び生物化学研究所の柿の葉茶をご注文頂きますと、西万二郎先生の取材記事が掲載されている希輝通信をプレゼントさせて頂いています。
どっちのお茶を選ばれても、西勝造先生の意思を継いだ西万二郎の考え及び西式健康法のすばらしさを知ってもらいたいと思っています。本当にこの西式健康法は誰でも簡単に取り組みやすい健康法ですのでお勧めです。
店長坂井は、西式健康法の柿の葉茶が好きだと言っています。
もし西式の方をお選びいただいた場合でも、よろしければ生物化学研究所のお茶のサンプルを付けさせていただき、お味を比べていただき、お好みを見つけていただいてもいいかと思いますので、一度お試しください。