黄金ウコンを粉末にしました

黄金ウコンは、ショウガ科の植物で、名前のとおり黄金色(オレンジ色と言ったほうが良いかも知れません)をしています。高槻農園では三年ほど前から、春ウコンの栽培をしていますが、黄金ウコンの栽培は今回が初めてです。

黄金ウコンのスライス
左春ウコン 右黄金ウコン

ウコンの種類は約50種類ぐらいあるそうですが、一般的に知られているのは春ウコン、秋ウコン、紫ウコンなどです。その中で黄金ウコンは、ウコンの主成分であるクルクミンの含有量が、通常のウコンの20倍位多いということです。 これは、種ウコンを買ったときの袋に、宣伝文句として書いてありました。

このクルクミンの作用によって、二日酔い防止に効果があり、また、抗酸化作用による老化防止や、殺菌作用による胃炎の予防効果などがあるそうです。その他に、ガン予防にも効果があるといわれていて、非常に優れた健康食品といえます。

黄金ウコン
黄金ウコン

収穫した黄金ウコンは、種ウコンとしても、保存していますので、今年は黄金ウコンの植付けを、春ウコンと同じくらいに、増やそうかと考えています。

ニラの花

ニラは、ユリ科の多年草で、年に2~3回収穫でき、栄養価が高く、スタミナ野菜として重宝されています。高槻農園では、ニラが、とう立ちをして花が咲きました。(花期は8~10月のようです)
ニラ花というそうですが。 白い小さな花で、可憐な美しい花です。

ニラの花の様子

この、とう立ちした花茎も、炒め物などにして食べられるそうです。

株のためには、花芽が伸びてきたら、花が咲く前に、茎を切って収穫してしまう方が良いということですが、何となく、切ってしまうのが惜しい気がして、ためらっているうちに、写真のような状態になってしまいました。

ニラの花

花茎が真っすぐに伸びて、その頂部に白い清楚な花が沢山ついて、風に揺れている様子は、畑の中でも、なかなかの風情があります。

観賞用の、花にらもあるようで、ネギ科の花にらは、野菜の花ニラと良く似ていますが、食用ではなく、有毒で、食べると下痢をするらしいので注意が必要です。

アーティチョークの花が咲きました

アーティチョークの花

アーティチョークの花

アーティチョーク(別名、朝鮮あざみ)の花が咲き始めました。キク科の多年草で、地中海沿岸が原産地です。別名が、朝鮮あざみということで、なるほど、あざみの花に良く似ています。直径10~15センチ位の大柄な紫色の花です。日本のあざみの花のほうが、華奢で、可憐な感じがします。

アーティチョークの花

花の様子

古い昭和の歌で、「あざみの歌」というのがあります。

「山には山の愁いあり、 海には海の悲しみや、 まして心の花園に、 咲きしアザミの花ならば」 歌詞の一部ですが、あざみということばを聞くたびに、この歌が思い出されます。なんとなく、風情のある花であります。

 

アーティチョーク

アーティチョーク

アーティチョークの蕾

高槻農園では、昨年の5月14日に植付けたアーティチョークが、つぼみを付けました。
別名を朝鮮アザミというように、アザミに良く似た薄紫色の花が咲き、開花前の蕾の部分を食用とします。

地中海沿岸が原産地であり、ヨーロッパやアメリカでは、スーパーマーケットでもよく売られていて、一般的に広く食べられているようですが、日本では、まだまだ珍しい野菜の部類に入ります。 私もまだ食べたことがありません。
植付けてから、ひと冬越して2年目ですが、株の高さが 1メートル位に、葉の広がりは、直径 1.5メートルほどになっています。蕾がもう少しふっくらとして、開花の直前が収穫時期ということですが、花の様子も見てみたいので、2~3株は収穫せずに、花を咲かせてみようと思っています。

アーティチョーク
蕾部分
アーティチョークの葉の様子

彼岸花(曼珠沙華)

今年も彼岸花が咲き始めました。見れば見るほど不思議な花です。
或る日突然に、この世に現われたのかと思わせるような雰囲気をもった花です。鮮やかな朱色の花に気づいて、畑の周囲を見渡すと、此処にも、あそこにも、という感じで咲いています。

彼岸花

彼岸花

彼岸花蕾 彼岸花の蕾
彼岸花2

彼岸花

ほぼ毎日、畑に出ているのですが、土から芽が出て伸びてゆく過程を、見たことがありません。本当に、或る日突然に咲いているのです。枝も葉もなくて、花茎の上部に、ただ一輪の花があるだけですが、赤いひげのような花びらは、妖艶で、情熱的であり、又、少し不気味な感じもしますが、とにかく美しく、人を引き付けます。
別名も多くて、曼珠沙華、地獄花、死人花、狐花など、地方地方で、数えきれないほどの名前があるようです。まったく不思議な花です。

<高槻農園>秋に向けての野菜

高槻農園では、  秋の収穫に向けての野菜が順調に育っています。
ショウガ、ウコン、落花生、黒豆、サツマイモは、ベニアズマ、パープルスィートロード、安納芋の三種類を植えています。
それと今年は、白ゴマ、黒ゴマを少しですが植えました。ゴマとして料理に使用出来るまでには、収穫、乾燥、選別と、手間がかかりますが、試験的に植えてみました。どれ位植えれば、どれ位の量のゴマが収穫できるのか、見当がつかないのですが、とりあえず、収穫を楽しみにしています。他には、ヤーコン、キクイモ、福井県の大野里芋も元気に育っています。

サツマイモ
土佐大ショウガ
黒ゴマ
白ゴマ
丹波黒大粒大豆
千葉半立ち落花生
ウコン

コールラビ

コールラビの写真

コールラビは、球形にふくらんだ茎部を食べるアブラナ科の野菜です。
地中海地方原産で、ドイツ語でコール=(キャベツ)、ラビ=(カブ)という意味だそうで、なるほど、キャベツの様な、蕪の様な、変わった形をした野菜です。
この珍しい形状に惹かれて、少しだけ植えてみました。ポットで育てた苗を、4月中旬に植付けたのですが、いつのまにか茎の部分が、だいぶふくらんできました。
あまり大きくなり過ぎると、硬くなったり、割れてくるようなので、そろそろ、収穫の時期かな?と思っています。
味のほうは、あまり期待はしていませんが、試食のためのレシピを、考えているところです。

グリーンアスパラの収穫

グリーンアスパラの春芽

4年目のグリーンアスパラの春芽が伸びてきたので、一部を収穫しました。
昨年の夏以降に、根に貯蔵した養分で、萌芽した若茎を、春芽というそうですが、この春芽を、最初少しだけ収穫して、その後は、一株当たり、4~5本を伸ばして、今年も、立茎栽培をしようと思っています。

アスパラの伸びるのは速くて、雨の降った後などは特に速くて、ちょっと見過ごすと、収穫期を逃がしてしまって、そのまま立茎させるしかなくなってしまいます。細い若茎も、収穫しないで伸ばすので、気がつくと、相当な数が立茎していて、夏には葉も繁って、見事なアスパラの林みたいになります。

4年目となると、若茎も太いものが多くなり、立派なアスパラが収穫できるようになりました。春に収穫したアスパラは、柔らかくて、有機野菜特有の甘味が、特に強いように思います。

二年目のニラ

大葉ニラ

二年目の大葉ニラの葉が良く伸びてきました。

・ニラも、ユリ科の多年草です。葉を、切り取って収穫すれば、年に3回ほど収穫できます。

・ニンニクと同様に、独特な香りと滋養があり、精のつく食物といわれています。なるほど!ニラ自身も生命力の強い丈夫な野菜で、数年にわたって収穫が出来、株分けをして育てていくと、どんどん増えていくそうです。

・暑さ寒さにも強く、虫も寄せ付けず、無農薬無化学肥料の露地栽培にとっては、大変ありがたい重宝な野菜です。葉も、鮮やかな緑で、畑の中でも良く目立ちます。

ニンニク・らっきょう

昨年の9月に植付けたニンニク、らっきょうが大きくなってきました。どちらも、ユリ科の多年草で、収穫の季節や、栽培に手間のかからないことなど、何かと良く似た野菜です。
らっきょうの別名は、「オオニラ」ともよばれ、葉は細長く、遠目にはニラの葉にも似ています。
ニンニク、らっきょう、ニラ、玉ネギ、ネギ、これらは全てユリ科の野菜で、それぞれに、独特な香りと辛味を持っていて、遥か昔、同じルーツをもった野菜?、の雰囲気を感じます。
ニンニク、らっきょう共に、初夏(5月~6月頃)には収穫できるかと思います。島ニンニク、島らっきょうも、少しですが植えています。今年はらっきょうの甘酢漬けと醤油漬けを、作ってみようかと思っています。

らっきょうの葉
ニンニクの葉