著者は認知科学者で、「気は病から」という「気」について科学的に解説をします。その「気」とは、たとえば、「これを飲んだら治る」、「あの先生に手術してもらえば治る」というような、行為に対する「治るという確信」のこと。
「病は気から」の「気」は、気持ちではなく、プラセボ効果を最大限に発揮させるもののことです。（プラセボ効果とは、信頼している医師から「よく効く薬だ」と渡された薬を飲めば、それがただの砂糖の塊であっても病気が治ってしまう現象のことを言います。）
がんになり、手術・抗がん剤・放射線治療を行って、本当に治るのだろうか？と思ったときに、著者はプラセボ効果を最大限に発揮すれば治る、と言い切っています。
西洋医学でがんや他の病気を治したい人には特に参考になります。
～大切な人が病気になったら、あなたが未来を導こう～ 聴くだけで明るい未来を引き寄せる特殊音源付録CD付き 著者：苫米地英人（とまべちひでと 認知科学者・カーネギーメロン大学博士）
出版社：主婦と生活者
価格：1.500円