クリスマスにお正月とイベントが続く季節になってきました。この季節、「コタツでみかん」は定番ですが、時折「コタツでアイスクリーム」を食べることもあるのではないでしょうか。昔と違って、家の気密性が高く、暖房器具も豊富で部屋が暖かいから、冷たいものを食べても平気になってきました。
ですが、平気なのは舌ばかりで、腸の方はSOSを出しているかもしれません。
ミトコンドリア博士の西原医師によると、冷たいものを寒い季節に食べれば体は冷え、エネギー代謝を司るミトコンドリアが元気を失くし、細胞内に入ってくるばい菌を排出できなくなるというのです。
腸には「パイエル板」という、白血球が多く存在し、免疫機能を司る場所があります。腸が冷えると、大腸菌などの常在性腸内細菌が白血球内に入って、これが血中を巡り、体中の細胞に細菌をばらまきます。すると細胞内のミトコンドリアの活動に障害が起こり、免疫機能が低下して、全身がだるくなったり、ひいては健康を損なったりするそうです。
アイスクリームには、多くの砂糖や脂肪分も含まれています。砂糖は体を冷やし、脂肪とともに消化しにくいのでよけいなエネルギーを消費することになります。
一方みかんなら、酵素が含まれ消化に負担はかからず、栄養も摂れます。
特に小さい子どもは、免疫機能が大人のようにしっかりとできていないので、アイスクリームはアトピーその他病気のきっかけになってしまうこともあるので、絶対に食べさせないように、ということです。
アイスクリームのほか、冷た~いビールやソフトドリンクもほどほどに・・・。
byしろがね