ウドズ・オイルを開発したフローラ社のウド博士と、松本有記クリニックの松本先生が講演されました。
平成24年9月6日
■ウド博士の講演
ウド博士は、若い頃健康を損ねたことがあるそうです。
大学で生化学を専攻していたこともあり、オイルに着目し、植物のタネを精製せずに搾ったオイルを摂る生活に改めてみたところ、健康を回復でき、これをきっかけに 「オイルと健康」というテーマで研究開発を進めて来られました。
油(脂肪酸)は何でも健康に悪い、というわけではありません。摂らないといけない油(脂肪酸)もあります。なかでも、人が体内でつくることができず、食事からとるしかない、きわめて重要な栄養素が必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6。生命維持に欠かせないものです。
●脂肪酸の種類・・・脂肪酸はまず、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分けられます。飽和脂肪酸は、おもに動物性脂肪です。また、体内で糖質と脂質からもつくられています。
●不飽和脂肪酸のほとんどは植物性脂肪です。一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられ、一価不飽和脂肪酸がオメガ9(オレイン酸)。オメガ9は体内でつくることができる脂肪酸です。多価不飽和脂肪酸のオメガ3(アルファ・リノレン酸)とオメガ6(リノール酸)が必須脂肪酸。体内でつくることができず、食事からとらなければいけない栄養素です。
●脂肪酸
・飽和脂肪酸(動物性脂肪、体内では糖質と脂質から作られる)
・不飽和脂肪酸(植物性脂肪)
・一価不飽和脂肪酸
(オメガ9、オレイン酸)
・多価不飽和脂肪酸
(オメガ3、オメガ6)
*多価不飽和脂肪酸のオメガ3(アルファ・リノレン酸)とオメガ6(リノール酸)が必須脂肪酸。体内でつくることができず、食事からとらなければいけない栄養素です。
*オメガ3・・・亜麻仁油、しそ油、えごま油、いわしなどの油です。
*オメガ6・・・コーン油、ごま油、紅花油など
ウド博士が考案したウドズ・オイルブレンドはオメガ3とオメガ6がブレンドされています。
オメガ3は酸化しやすいので、ウドズ・オイルブレンドは冷凍されています。家では冷蔵庫で保管する必要があるそうです。毎日スプーン1~2杯(体重25kgにつき1杯)をサラダにかけたり、飲んだりすると良いとのことでした。
■松本有記先生(漢方医)の講演
松本先生は、若い頃から体調がすぐれず、自分が健康になりたくて医学や漢方を勉強したそうです。健康食品もいろいろなものを試しておられ、ウドズ・オイルブレンドも患者さんにすすめ、自らも毎日飲んでおられるそうです。
講演は主にオイルの話で、「オメガ3は、細胞膜を作る働きがあり、細胞膜がしなやかだと栄養分がスムーズに行き来するけれど、不足していたらその働きが滞って病気の原因になる」と話しておられました。
松本先生の講演時間は30分と短時間でしたので、他の漢方などの治療についてお聴きしたく、別の日に取材にお伺いしました。(詳しくはブログに書いていきます。)
*また、松本先生は西洋医学の限界を感じておられ、健康についてのセミナーを年に数回全国で開催されています。
*大阪では11月18日にあります。私は参加しますので、またその情報は「希輝通信」にて松本先生のインタビュー記事とともにご紹介します。
by しろがね