真弓定夫先生監修冊子を読んで

さらさらきれい茶のメーカー株式会社シーロンより真弓定夫先生監修の『腸をいじめないで!!』という本を頂きました。真弓定夫(まゆみさだお)先生は薬を出さない!注射を打たない!自然流育児で有名な小児科医です。

さらさらきれい茶については食事の際に一緒に飲むことで、自身の大腸内に棲みついてる本来のmyビフィズス菌・乳酸菌を驚くほど応援してくれるという事と、腸内は生きてゆく上で様々な体の不調に対し、調整を行い身体の中から回復する機能を司ったり、普段の食生活や間違った判断で効果が得られず悪化してしまったりするのでは?という事しか知りませんでした。

本を読ませて頂く機会を頂き、商品に対してお問い合わせを頂いたお客様へご案内するにあたり少しでも良いサポートをする事ができると思いましたので、以下に綴らせていただきます。

『腸をいじめないで!!』 真弓定夫先生監修冊子より

現在の日本食が欧米食に変化しつつある中で、日本人の腸内環境に様々な悪影響が及んでいます。

そもそも、腸内の構造からして欧米人と異なる私たちの腸では高タンパク・高脂質・高カロリーの食事は適応していません。にもかかわらず、摂取を繰り返すうちに腸に大きな負担が掛かり、知らないうちに病気とつながるようです。

注意すべき点は「入れるより出すことを優先する」体内に食べ物を取り入れる(摂食)よりも、取り入れたものを体外に出す方を重視します。

口に入れる瞬間は幸せを感じても、体内に取り込み吸収される過程を考えると、本当に自分にとって必要か否かを改めて考えてみてください。

良い食事をすれば食べたものは消化管の中を何の支障も無くすんなり通ってゆきます。いらなくなった物を身体からスムーズに出す事を最優先に考えてそこから食事を選択するマイナスの食事学を実践してみましょう。

食生活を考え直す良い機会に、現代人が陥り易い傾向で暴飲暴食があります。これに対して腸内環境を改善し、且つ免疫力を高める方法として断食、もしくは小食、適度な空腹を保つ事で体をクリアな状態に導く事が出来るそうです。

薬やサプリメントに頼るだけでなく、自分で出来る範囲のことから実践してゆくのも大切な生活改善の一つだと思いました。

『食欲減退』の中にマクロファージという免疫システムを司る細胞があります。細菌、ウィルス、不要になった細胞等を食べる貪食細胞がこれにあたりますが、免疫となるこの細胞は空腹になると栄養分が少なくなり、必然的に悪い物を見つけて食べることにより免疫力が上がり自然治癒力へと繋がります。

また、風邪などを引いてしまっ際に出る熱によってマクロファージの効能が5~6倍に高まりますので、安易に解熱剤を使って免疫力を低下しないよう注意しましょう。

なお、空腹状態になる事でサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化されます。生物が飢餓状態に置かれた場合、生命力を活性化する遺伝子で、ヒトが空腹になると約60兆個の細胞の中にある遺伝子をすべてスキャンし壊れたり、傷付いた遺伝子を修復してくれる役割を持っています。

この他にも断食やそれに近い空腹状態になると「オートファジー」という機能が働きだし、細胞に溜まった蛋白質のゴミ等を掃除してくれるのでおかげで綺麗になった細胞は活性化し健康長寿に結び付くのです。

他にも「真弓定夫」先生監修冊子には

【婦人に多い】肥満・冷え・肌荒れ・痔

【働き盛りの男性に多い】下痢と便秘の繰り返し・胃痛・胃もたれ・イライラ・不眠

【幼児や子供に多い】アレルギー性鼻炎・風邪を引きやす体質・集中力低下

こういった症状に該当する人の腸内環境の状態。そのほかにも消化器官に負担の掛かる食事や加工食品群等の詳しい紹介が記載されています。是非一度、ご覧ください。

追記:(クラゲ等の原始的腔腸動物は脳が無く腸が脳の役目を果たしていることから腸が進化し、脳になったのが人間を含める動物と言われています。腸が喜ぶことをしてあげれば脳も喜びいつでも幸で満たされるよう食生活の改善を試みましょう)

BY ワタナベ

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