ご存じですか? 健康や環境に関わる言葉です。

大阪府箕面市・茨木市に「彩都」という大規模な住宅開発地があります。彩都は、山を切り開いて作っていて、自然環境を大事にするライフスタイルが売りです。そこで、ロハスと言う言葉がよく使われていました。私は、前職で、このロハスと彩都をテーマにした講演会に行きました。ロハス協会の方が話しをされ、印象深かったことを憶えています。

ロハスとはすばらしい考え方なのですが、そのとき話された内容と、日本のロハスは距離があると思います。日本では商売に使われる言葉になってしまいました。ロハス、と付ければ、イメージがよく、売れる、というような。当時は外国の例をあげて話しをされていて、感動したのを憶えています。

●ロハス(LOHAS)

ロハス(LOHAS)とはLifestyles Of Health And Sustainability (健康持続可能性の、またこれを重視するライフスタイル)の略。健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイルを営利活動に結びつけるために生み出されたマーケティング用語である。

日本では2004年頃からライフスタイルを表現する言葉として注目されたが、現在は定義が曖昧なバズワードの一つとして扱われている。定義の曖昧さを逆手に取りエコロジカルなイメージを商品やビジネスに関連付けるために用いられることも少なくない。2005年の調査によると、日本の成人の29%がLOHAS層だという。日本では、「健康と環境を志向するライフスタイル」と意訳され、スローライフエコに続いて広まった。一般的には、健康や癒し・環境やエコに関連した商品やサービスを総称してロハスと呼び、ロハス的な事・物に興味を持つ人をロハスピープルと呼ぶ。

●ローフード(RAW FOOD)

ローフード(英語:raw food)とは、加工されていない生の食材を用いた食品、あるいは食材を極力生で摂取する食生活(ローフーディズム)のことである。リビングフード (英語:living food)とも呼ばれる。全食事の60-100%がローフードであれば、ローフーディズムの実践者であると考えられる。ローフーディズムは植物性食品のみを食べるローヴィーガニズムと混同されることが多いが、ローフードの実践者の中には、生であれば、動物の肉や、その他の動物性食品を食べる者もいる。

食物が持つ、加熱によって失われがちな酵素ビタミンミネラルなどを効率よく摂取することを目的とする。 ただし、酵素が破壊されないとされている摂氏48度以下でならば加熱してもかまわない。医学専門家の研究では、ローフード食は健康的だという研究結果もある一方、身体にさまざまな問題を起こすという研究結果もある。徹底した菜食者はビタミンB12が不足しやすいので注意が必要である。アメリカではベジタリアンのためのガイドラインもある。

ローフーディズムは、1900年代から欧米で提唱されてきた食生活であり、近年では、アメリカ西海岸や、イギリスドイツオーストラリアなどを中心に人気があり、大都市ではローフード専門のレストランが開店し、芸能人の実践者も多い。

◆私は「ローフード」の本を読み、一度レストランでローフードの料理を食べてみたいと思いました。本にレシピも載っていましたが、食べてみないと、作るときにイメージできず、作りにくいと思ったからです。

インターネットで調べて、休みの日に池田市のローフードカフェでランチを食べることにしました。ローフードでない普通のランチもあり、ローフードランチは予約制でした。それは、ナッツを使ったメニューで、生ナッツを一晩水につけなければならないからだそうです。

行ってみて、納得しました。メニューはサラダ・手巻き寿司(ふう)・ローコーヒー・スイーツでした。手巻き寿司は、お米の代わりにナッツをすりつぶしたもので、具は野菜でした。その味と形はうまく説明できませんが、手巻き寿司ふうの味で、美味しかったです。

スイーツは、チョコレートムースのようなもので、これがバターや砂糖を使っていないとはまったく思えませんでした。普通のとてもおいしいチョコレートムースでした。

●ナチュラルハイジーン

ナチュラルハイジーンとは、19世紀のアメリカにおいて、自然健康法として開発された健康法。現在では、アメリカにおいて、広く復旧し、日本においても自然健康法として知られる健康法である。

健康法としてのナチュラルハイジーンは、主として食生活を改善する事に主眼を置いており、その具体的な食事体系としては、野菜と果物を中心にした食事法である。比較的にベジタリアンの食生活に近い。

ナチュラルハイジーンという言葉を生み出した本、『フィット・フォー・ライフ』(Fit for Life)は、ハーヴィー・ダイアモンド, マリリン・ダイアモンドによって書かれ2006年に出版された書籍。原著の初版は1985年。全世界で1,200万部を売り上げたベストセラー。「健康長寿には「不滅の原則」があった!」が副題とされる場合もある。果物を始めとし野菜などの植物性食品を勧め、一方、乳製品など動物性食品を控えるように勧める内容となっている。

◆『フィット・フォー・ライフ』は、ずいぶん前に出版された本ですが、多くの人に影響を与えました。今、本屋に並んでいる健康本の多くに、この本の中に出ていることが書いてあります。

以上ウィキペディアより一部抜粋

byしろがね

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