NHKで3回ほど特集のあったレスベラトロール

会社の近くのカルフールの中に小さな川が流れています。

水の流れる音ってなんだかとっても癒される~~~∩( ´∀` )∩

今日はレスベラトロールについてのお話です。

レスベラトロール(Resveratrol)は88年にブドウ果皮から発見されました。92年には赤ワインから検出されており、ポリフェノールの一種、抗酸化物質。

ブドウ以外では、ザクロ、ピーナッツにも含まれ、最近ではイチゴにも含まれているという文献があります。

健康食品の原料として使われるのは、ブドウ果皮、種子、芽や葉です。機能性としては、世界で最も権威のある総合学術誌「ネイチャー」で同じ哺乳類であるマウスの寿命を延長させるとの成果が発表されたことにより一躍注目を浴びました。

また、一般的に動物性脂肪を多く取ると心臓病にかかるリスクが高まるといわれていますが、比較的高脂肪食を多く摂るフランスでは心臓病発生率が低く、逆にイギリスでは摂取量の割に心臓病による死亡率が高いというデータがあり、この矛盾をフレンチパラドックスといいます。
レスベラトロールは赤ワインに含まれることから、フレンチパラドックスとの関連が指摘されており、心血管関連疾患の予防効果が期待されています。

●マウスなどの研究

寿命延長・抗炎症・抗癌・認知症予防・放射線による障害の抑制・血糖降下、脂肪の合成や蓄積に関わる酵素の抑制などの効果が報告されている。

●ヒトにおける試験

血管拡張反応を改善し、動脈硬化を防ぐこと
脳の血流量を増加させることで認知症を予防する可能性が報告されている。
乳がんや肺がんのリスクを低減する可能性
脳機能の改善

≪レスベラトロールの抗ガン作用≫

1997年に科学雑誌サイエンスのJangらがレスベラトロールにガンを抑制する効果があることを発表し、以降注目されました。
発ガンの初発期(イニシエーション)、促進期(プロモーション)、悪性化(プログレッション)の3段階すべてをレスベラトロールが抑制することを報告しています。
マウスの皮膚ガンモデルにレスベラトロール投与した結果では、投与後18週で最高98%のガン細胞減少が認められています。

また、腫瘍細胞の中にある酵素「CYP1B1」がレスベラトロールを代謝することでガン細胞のみを死滅させる物質に変化するということが試験官実験で明らかになっています。
Jangらの報告におけるその抗ガン作用の有効濃度は0.7~5.7μg/mlであり、その量は赤ワイン換算で少なくても1日1ℓ以上になります。
よって、レスベラトロールは、アルコールを含まないサプリメントなどで摂取する方が好ましいと考えられます。

≪サプリメントを選ぶ時の注意点≫

レスベラトロールは赤ブドウの果皮と赤ワイン、ピーナッツの皮、イタドリ(※1)、インドネシアの植物メリンジョなどにも含まれる。アメリカを中心に市場を拡げているが、海外で主に使用されているレスベラトロール素材は、安価なイタドリ抽出物であるが、日本では、イタドリ抽出物は医薬品区分に含まれるため、違法サプリメントとなるので注意が必要です。

主流はフランス産で、それ以外は中国産が出回っています。
赤ワイン、ブドウ新芽、ブドウ果皮など、いずれもブドウから抽出されています。
現在流通しているサプリメントに含まれるレスベラトロールの含有量には幅があり、それにともない価格差が大きいので選ぶときに注意が必要です。

(※1)イタドリ
タデ科の多年草。アジア原産。名前の由来は「痛みをとる」からとされる。生薬名は虎杖根。漢方では緩下薬、利尿薬、月経不順などに用いられる。日本では生薬とされ、医薬品扱いですが、低価格のため、米国の含有サプリメントの多くはイタドリ由来のものが多々あります。取り扱いには十分に慎重さが求められる。

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