Dr.新谷の病気にならない健康法 DVD感想

Dr.新谷の著書(「病気にならない生き方」など)の内容をざっと通した感じの講演内容でした。特に印象深かったのは、新谷先生が手がけた患者さんの腸内の映像を動画で見られること。
これはDVDならでは(動画ならでは)だなと思いました。

腸内映像は、インパクト大でした。
「自分の腸がこんな状態だったら嫌だ!」って気持ちがすごく大きくなりました。
(腸に憩室ができている状態など…あれが自分の腸だったらと想像すると何ともいえない気持ちになります)

私自身は経験上、Dr.新谷の食事健康法はとても有効だと思います。
(実践していた頃は、数年間風邪一つひかず、パワフルで年中元気でした。^^)

ただ一つだけ考慮しているのは、Dr.新谷が見ている腸は、職業上、
「具合が悪くなって病院に来た人の腸である」ということです。

下記の食事法のとおりでなくとも、健康で長生きしている人はたくさんいると思いますし
好きなものを美味しく食べる喜びは幸せを感じる瞬間でもあると思います。
(美味しいものは、無条件で人を幸せな気持ちにできますよね。^^)

家族の食事を作る身としては、なるべく体に良いものを…と普段から考慮していますが
結局どんな生活をするにしても、本人の選択だと思っています。
乳製品やお肉による影響を話した上で、それでも例えば子どもが自分で
乳製品やお肉が食べたいと言えば、食卓に出すつもりですし
だんなさまに「おつかれさまでした」という心をこめて、たまにお酒も出したりします。

そういう適度なゆるさも大切だと思っています。

小中

以下、講演内容(DVD内容)について簡潔にまとめます。

《Dr.新谷について》
・アルバートアインシュタイン医科大外科教授
・世界で初めて、大腸内視鏡によるポリープ切除を成功させた(この方法を採れば、開腹しなくてもポリープ切除が可能)

《シンヤ・ビオジマ食事健康法について》
・「You are what you eat」 あなたは、食べたものからできている → あなたの体は、食べ物次第
・腸相を見れば、余命が分かる。腸相が綺麗な人は、肌も血液も綺麗。良い飲み物と食べ物は、健康と若さを生む。

【水と食べ物が大切】
・高たんぱく・高カロリー食は、成長を早めるが、心臓病・老人病が起こり早死にする(アカゲザルの動物実験より)
・動物タンパク質はガン細胞の成長スイッチをONにする。植物タンパク質はガン細胞の成長スイッチをOFFにする。カゼイン(※この記事の最後尾を参照)は最悪。
・食生活の変化:1950年から2000年の50年で、牛乳・乳製品は25倍、肉類は9倍、卵類は7倍の摂取量となっている。米は1/2、芋類は1/10に。

【シンヤ・ビオジマ食事健康法】
<85~90%植物食>
-1.未精製の穀物・副穀物・豆類(50%):玄米に5~10種類の穀物を混ぜる。玄麦パン、全粒パスタ
-2.野菜類:サラダ、温野菜、根菜、きのこ類
-3.豆類 :煮豆、枝豆、豆腐、納豆、湯葉、豆乳、豆乳製品
-4.海藻 :わかめ、昆布、ひじきなど
-5.果物 :生食、フレッシュジュース(食前か食間が良い)
-6.種子類:ナッツ、松の実、ごま、ピーナッツ、くるみ
<5~10%動物食>
-1.魚介類:小魚、小エビ、生魚、他。大型魚は有害ミネラル(水銀等)が蓄積される。1日100g位
-2.地鶏・卵:週1~2回
-3.肉類:少量を月1~2回。精製肉(ベーコン、ハム等)は避ける
-4.乳製品・牛乳:乳製品は避ける。豆乳ベースの食品にする

【ファイトケミカルについて】
・活性酸素の除去
・遺伝子(DNA)の修復
・ガン細胞の増殖阻止
・抵抗力up、免疫力up
・アルツハイマーの予防
・老化防止、アンチエイジング

【牛乳・チーズ・ヨーグルトについて】
・アレルギー体質
・潰瘍性大腸炎、クローン病
・骨粗しょう症、関節炎、老化促進
・糖尿病、高血圧症、肥満、動脈硬化、高血圧等の生活習慣病

【良い水】
・浄水器(還元・アルカリ作用)
・高濃度酸素水
・自然のミネラルウォーター

【水の飲み方】
・350~500ccを毎食前
・食後1~2時間してからコップ1~2杯を1時間毎に
・寝る前4時間くらいは避ける

【飲みものについて】
・○:そば茶、麦茶、ハーブティー、果汁、野菜ジュース、野菜スープ(すべて自家製のもの)
・×:日本茶、中国茶、紅茶、アルコール、コーヒー、ココアなど

【酵素を無駄使いするもの】:笑って暮らそう!
・ストレス
・タバコ・アルコール
・牛乳・乳製品
・白砂糖、白塩、白米
・食べすぎ
・植物油、マーガリン
・薬品
・食品添加物

※ カゼインとは:
牛乳に含まれるタンパク質の一種で、牛乳タンパク質の80%を占めます。
酸を加えると凝固・沈殿します。
チーズの原料でもあります。
(Wikipedia, weblioより)

牛乳については、個人的にもいくつか資料を読みました。
ネットであれば、下記のページが分かりやすいと思います:

『牛乳は骨粗鬆症を引き起こし、アレルギーの元にもなる』
http://www.tcat.ne.jp/~yokozaki/framepage2.htm

また、日本の乳牛に食べさせるほし草も、流通している80%が
アメリカのハンフォード原発風下地区で作られて輸入されている
被爆食材だという話もあります。
牛乳は、食物連鎖的にも、有害ミネラルが濃縮されてくるため
放射能対策という意味も含まれてくると考えています。

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