アスパラガスの春芽が出てきました。太くて立派な春芽です。坂井さんが、高槻の畑に植えておいたものですが、三年目のグリーンアスパラです。冬の間、根株に充分な養分を蓄えていたようで、本当に立派な新芽です。
アスパラの栽培収穫方法は、いろいろとあるみたいですが、今年、高槻の畑では、立茎栽培というのを、やってみようと思っています。立茎栽培というのは、春芽を、全て収穫してしまわずに、太くて真っ直ぐな良い芽を、一株あたり、4~5本残して、親茎として育てて、光合成によって養分を根株に蓄えながら、それ以外を収穫していく栽培方法です。
要するに、養分補給用の親茎を育てるのと、収穫するものとの、バランスが大切なのだと思います。青々と繁ったアスパラの葉が、夏から秋へかけて太陽の光を受けながら、来年に備えて養分をどんどん根株に蓄えているのです。なんとも健気な野菜に思えてきました。ちゃんと管理すれば10年ぐらい収穫できるのです。株を弱らせないように、気にかけながら、見守っていこうと思っています。