脳は水を除くと65%が油なので、 良質な油を摂取すると良いと言われています。
なかでも、オメガ3が良いとされ、まぐろやサバによく含まれていますが、 現代人は不足ぎみです。
亜麻仁は手軽に効率よくとれるから良いとされる。亜麻仁油には、必須脂肪酸のオメガ3系のα-リノレン酸と、オメガ6系のリノール酸が含まれており、亜麻仁油の約60%はα-リノレン酸だといわれています。
理想の割合は以下となっています。
飽和脂肪酸※1:一価不飽和脂肪酸※2:多価不飽和脂肪酸※3 = 3:4:3
※1 飽和脂肪酸 ・・・すべての水素原子が互いに結合している(飽和している)形の脂肪酸です。動物性脂肪は飽和脂肪酸が多く、肉、鶏、バターなどに多く含まれています。常温で固まっています。パーム核油、ココナッツ油は飽和脂肪酸が多い。
※2 一価不飽和脂肪酸(オメガ9など) ・・・水素原子のペアがひとつ失われている形の脂肪酸です。常温では液体です。オリーブオイルやサフラワー油に多く含まれています。
※3 多価不飽和脂肪酸(オメガ3、オメガ6など)・・・水素原子のペアが2つ以上失われている形の脂肪酸です。室温では柔らかい状態になっているか、液体状になっています。大豆油、ひまわり油などに多く含まれています。魚の脂肪は主に多価不飽和脂肪酸 です。(オメガ3系脂肪酸:オメガ6系脂肪酸は1:4の割合で摂るとよいとされています。)
現代の食生活では、多価不飽和脂肪酸、特にオメガ3が不足されていますので、
効率よく手軽に摂取できる亜麻仁油は、非常に適した食品と言えます。認知症予防という点から「亜麻仁油」を考えた場合、大きなキーワードとなるのが、「オメガ3」という脂質です。
体内に亜麻仁油(オメガ3)を取り入れるとDHAに変換されます。
DHAが脳に累積されると、脳の細胞膜がやわらかくなり、いわゆる脳のネットワークシステム(情報伝達)がスムーズに働くようになってくれて、これが認知症の予防につながっていると考えられます。
オメガ3は、他にはマグロやサンマといった魚に多く含まれていますが、毎日摂取するのはとても大変です。それに対し、「亜麻仁油」だったら、1日わずか小さじ1杯程度摂取すれば、十分認知症対策の効果が期待できるそうです。(1日1杯摂取した場合は、カロリーとして消費されます)
ただし、亜麻仁油は熱に弱いとされていますので、炒め物や揚げ物などには使用できません。ドレッシングに使用していただく、冷奴やお味噌汁などにかけて摂取していただくなど、工夫が必要です。
また、保存は冷蔵庫などの冷所での保存が望ましいです。
亜麻仁油はテレビ放送されたので在庫がわずかとなっています。
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亜麻仁油と同じぐらいのオメガ3含有商品のえごま油でアメリカ・EUの有機認定品はまだ在庫があります。
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