今、46歳の女性です。高校生の頃にうつを発症し、30代では寝たきりになってしまいました。
でも、今は薬も切れ、散歩もできるようになっています。
元気になったのは、30代後半に自然食を食べることを教えていただく機会があり、それが転機となり、薬を減らし「食」を見直したからです。
その食養生とは、天日干しの発芽玄米を白米に混ぜて食べ、小魚・海藻・自然農法の野菜などを食べる方法です。動物食は食べません。そして、運動も大事です。私は今は毎日朝晩15分の散歩をしています。すごくしんどい方は、ちょっと玄関を出るくらいでもいいそうです。
うつがひどくなってしまったのは、薬の影響が大きいです。薬はできれば漢方の方がいいと思っています。西洋医学の薬は、本当にしんどい時、緊急避難的に使う価値はあると思いますが、依存性があり、切るときに大変難しく、かえって症状を悪化させてしまう場合があります。私自身、切るのを急ぎすぎて、自殺や殺人の妄想がひどくなってしまったことがあります。妄想と現実がわからなくなってしまって実行するケースもあり、本当に安易に薬を使わない方がいいというのが私の実感です。
また食生活においては、「腸」の健康の大切さを実感しました。私が寝たきりだったとき、便秘が常だったのですが、あるとき冷たい飲み物を飲んでたくさん便が出たことがあり、体がとても軽く気分が良くなったからです。
長年苦しみましたが、自然食を教えていただいた方と結婚し、今は早く元気になって自分の体験をブログなどで公表して、同じ病気で苦しむ方の役に立ちたいと考えています。
(Nさま・46歳女性)