野草を食べて、春先のイライラを解消しよう

春先になると、なんとなく体がだるい、イライラしやすい、といった経験はありませんか?
春は、冬の寒い時期に滞ってしまった脂肪や古い塩分を体は排泄しようとします。そして新しいエネルギーを充電して本格的な活動に備えます。

臓器も神経系統も活発に動き出しますが、まだ両者の動きが連動しきれずにアンバランスが生じ、それがイライラの原因になるのです。
また、毒素が完全に体から出きるまでは、体調が不安定になりやすいです。

この時期、食べたいものは、せりやヨモギ、ふき、つくしなどの野草です。野草には固い台地をけやぶるエネルギーが宿っていて、そのエネルギーが停滞している余分なものを分解・排泄してくれます。そして、野草のほろ苦さは「強アルカリ性」で、血液を浄化してくれます。
ただ、野草はパワーが強い分、食べ過ぎると体調をこわします。少量にし、アクは抜いて食べましょう。

〈食べ方〉
主体は葉物でも、でんぷん、脂肪、タンパク質をからませます。
・ヨモギもち・ヨモギ団子にする
・ふきと厚揚げ(タンパク質)の炊き合わせ
・野草のゴマ和え。くるみ和え

(参考文献)『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』大森一慧著

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