書籍『有機ゲルマニウムの科学』を読みました。

当店で扱っている商品で、ゲルマニウムが含まれる商品があります。
原材料に、上質の有機ゲルマニウム[アサイゲルマニウム]を原料に使用とあり、「アサイゲルマニウム」とは何か、メーカーへ問い合わせしました。「アサイゲルマニウム」については、『有機ゲルマニウムの科学』という本に詳しく載っていますと言われ、早速、読んでみました。

浅井一彦博士が石炭について研究する中で、偶然に見つけたのがアサイゲルマニウムの始まりです。石炭は植物の化石からできており、植物の中に含まれているのではないのかと浅井博士は、さらに研究されました。

本では、具体的な実験結果などが書かれています。ゲルマニウムは、無機と有機があり、カラダへの作用がまったく異なります。

有機ゲルマニウムは、カラダに副作用がまったくなく、血圧調整作用、ガンの転移の抑制、鎮痛作用、抗炎症作用、記憶力、意欲、集中力の増強などの様々な効能があるそうです。対して、無機ゲルマニウムは、腎臓の機能障害、血清尿素窒素の上昇、体重減少、肝機能の異常、動物実験においては動物死亡という結果が出ています。

●有機ゲルマニウムの安全性について

急性毒性試験・・イヌへの経口投与でその「LD50値」(半致死量。投与した動物の半数が死亡すると推定される量)は、8500mg/kg以上。これを人間に値すると、体重60kgの人なら510g以上となる。

亜急性・慢性毒性試験(3ヶ月、および1年間、毎日大量に投与する試験)、生殖発生毒性試験(妊娠前・中・後期にそれぞれ雄雌動物に投与し生殖への影響をみる試験)、三世代にわたる繁殖試験、抗原性試験(アレルギー性)、変異原性試験(復帰突然変異試験・小核試験・培養細胞による染色体異常試験)

上記のすべての試験に対し、有機ゲルマニウムは、なんらの毒性も示さないことが確認されている。

有機ゲルマニウムを投与した場合、24時間で15~18%が尿中に排泄され、残りは大便中に排泄される。→すみやかに吸収、排泄される→安全性

●無機ゲルマニウムについて

腎臓の機能障害、血清尿素窒素の上昇、体重減少、肝機能の異常、動物実験において、動物死亡

●有機ゲルマニウムの効果・効能
・有機ゲルマニウムとガンについて

がん細胞を直接死滅させる働きはないが、維持療法では顕著な働きを見せる。また、再発ガン、二次ガンを抑える(予防する)効果がある。

生存率が高まる

ガン発症前から投与するほうが、ガンの発症を遅らせる効果がさらに高まる。

免疫細胞の増加(ナチュラルキラー細胞・マクロファージの増加)、活性化させ、その結果、発ガンの抑制・予防に寄与している。

ガンの転移の抑制

有機ゲルマニウムは直接的にがん細胞にアタックするのではなく、身体の免疫細胞などに依拠する免疫機能を賦活させることによって間接的にガンの不活性化、弱小化、転移の抑制をまねく。

・骨粗しょう症と、有機ゲルマニウム

骨代謝調節ホルモンのバランスを調整し、破骨細胞の活性を抑え、骨芽細胞の活性を高めるとともに、カルシウムの骨のへの定着、骨の石灰化を促進して骨の量を増やし、骨を丈夫にする。→有機ゲルマニウムは骨粗しょう症に有効である。

・鎮痛作用と、有機ゲルマニウムモルヒネのような習慣性、副作用がまったくといっていいほどない。局部的な麻酔作用ではなく、中枢を解する鎮痛作用と考えられることから広い範囲の痛みに有用。

・抗炎症作用

・リウマチと有機ゲルマニウム

リウマチは骨を壊す細胞が免疫の異常によって増えて起こることが原因の一つ

この骨を壊す細胞の増殖を抑えるたんぱく質がインターフェロンーγ。有機ゲルマニウムを経口摂取することで、体内のインターフェロンγを高めることができる。

骨吸収を抑制し、骨量を増やして丈夫にする

・白内障と有機ゲルマニウム有機
ゲルマニウムを点眼すると、白内障の進行を遅らせることができた。

・血圧調整作用

・脳障害児と有機ゲルマニウム

一般状態、および精神機能面の改善・向上傾向が認められた。

けいれん発作の消退、減少。

脳波所見の改善および抗けいれん剤の減少・中止

・その他の作用

食欲、睡眠、便通および寝起きなどの点に向上がみとめられ、風邪をひきにくくなる。

記憶力、意欲、集中力の増強。表情の豊かさといった精神機能面での向上。

体中が暖かくなる

血色が良くなる

目覚めがよい

思考力が増す。

本を読んでわからなかったところを浅井ゲルマニウム研究所に聞いてみました。浅井博士は、重度の多発性リウマチで、自らが有機ゲルマニウムを飲んで、リウマチを克服されたそうです。

ゲルマニウムを多く含むものとして、高麗人参、霊芝(さるのこしかけ)ニンニクなどがありますが、浅井ゲルマニウム研究所の調べでは、含まれている量が、ごく微量なので無機、有機か調べられない程度とのことです。
元素の量は測れるが、無機、有機であるかまではわかっていないとのことでした。また、無機ゲルマニウムの中でも、酸化ゲルマニウムは腎臓に蓄積され、障害を与えるそうです。

アサイゲルマニウムは、人工で作っている有機ゲルマニウムとのことです。

また、ゲルマニウムを身体に身につける商品などがありますが、それについては、調べていないのでわからないとのことでした。本の中でも、全て、経口投与での効果しか載っていませんでした。

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