米国でのトランス脂肪酸使用禁止!良い油の選び方

11月8日の日本経済新聞に、アメリカでトランス脂肪酸の使用禁止についての記事が載っていたので紹介します。

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米食品医薬品局(FDA)は7日、一部の菓子類やマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸の使用を段階的に禁止すると発表した。

この措置により「年間2万件の心臓発作を予防でき、心臓疾患による死者を7千人減らせる」としている。

FDAはトランス脂肪酸を「食用として安全と認められない」と暫定的に判断した。60日間の意見聴取期間を経てこの判断が最終的に確定すれば、許可を受げた場合を除き使用を原則禁止する。

食品業界には激変緩和措置として一定の猶予期間を与える。
FDAによると、トランス脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを増加させ、心臓疾患のリスクを高めるという。

米国の食品業界や飲食店ではすでに使用をやめる動きが広がっており、米国民のトランス脂肪酸摂取量は2003年の1日当たり4.6グラムから12年には1グラムに減った。
(日本経済新聞 2013年11月8日 夕刊より抜粋)
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トランス脂肪酸といえば、マーガリンやショートニング、動物性の脂身などがあります。スーパーでどんなものにショートニングが入っているか、見てみました。普段食べるクッキーや、シフォンケーキ、クリームパンにもショートニングが入っていました!

トランス脂肪酸は長期間の過剰摂取により、血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やし、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減少させるといわれています。 その結果、動脈硬化などによる虚血性心疾患のリスクを高める恐れがあります。

、と聞くと身体に悪いイメージですが、油は私たちの身体に必要な栄養素の一つで、脂肪酸と呼ばれる栄養素です。では、どんな油をとればいいのでしょうか。

脂肪酸は大きく分けると、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。 飽和脂肪酸は、バターや、ショートニング、動物の脂身、マーガリンです。 不飽和脂肪酸は、オメガ3、オメガ6、オメガ9といわれる油に分けられます。

中でも、オメガ3とオメガ6は必須脂肪酸と呼ばれ、身体で生成できないため、食べ物(オメガ3、オメガ6を含むオイルなど)によって摂取する必要があります。

魚に含まれるEPAやDHAなど(オメガ3脂肪酸系)は、フラックスシード(亜麻仁)やクルミ、大豆、緑の野菜を豊富にとっていれば、体内で生成できます。

また、製造方法にも問題があります。 オリーブオイルなどは、オリーブの実の部分から油をとるので、比較的簡単に絞り取ることが出来ますが、種子から採る場合、圧搾で採るよりも、熱を加えることにより搾り取るほうが効率的なので、高熱を加えている商品が多々あります。 そのような油は、トランス型脂肪酸に変質している油ですので、身体にとって良い油とは言えません。

油を購入するときは、製造方法が【圧搾】のもの、または、【コールドプレス】のものを選びましょう。 (コールドプレスとは、30度以上の熱を加えていないものです。)

すべての植物油は、120度以上の熱を加えることにより、分子が変形し、トランス型に変わってしまいます。

ですので、せっかく良い油を購入しても、揚げ物や炒め物などで使ってはいけないのだそうです。 油を使うなら、生のまま、サラダにかけましょう。

オメガ6を含む油・・・コーン油、ひまわり油、ゴマ油、紅花油

オメガ3を含む油・・・亜麻仁油、えごま油、イワシ、サンマなどの魚の油

早く日本でも使用禁止になればいいですね!

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