青森県で無農薬野菜を栽培されている中村暁子さんがご自身で育てた自慢のお野菜を送ってくださいました。
中村さんは、農業を始めて3年目だそうです。 荒れた土地を除草剤を使わずに耕し、なんとその面積2400坪! この広さの畑をたった一人で管理し育てていることにまずビックリしました。 (草むしりだけはご両親にも手伝っていただいてるそうです)
今まで育ててきた野菜は、ズッキーニ、キャベツ、レタス、ブロッコリー、トマト、小豆、じゃがいも、里芋などなど。
先日、トラクターを購入されたそうで、その名も【てんとう虫号】 自分で車体をピンク色に、タイヤのホイールは緑色にペンキを塗ったそうです(@Д@; とっても明るくて、気さくな方で、農業を楽しみながらされている様子が伺えました∩( ´∀` )∩
肥料は、牡蠣とホタテの貝殻のカルシウムで土地のPHを調整し、堆肥には、牛糞、鶏糞を使っているそうです。 また、JAS認定された有機質肥料100%を使っているそうです。
中村さんは、化学肥料を使うことで、土壌生物が死んでしまうことを危惧され、完全100%の有機肥料栽培に取り組んでおられるとのこと。
一般にスーパーで販売されている野菜は、化成肥料や除草剤を大量に使っていて、そういうのを見ると食べれないとおっしゃっていました。
売っている農家さんの中では、自分では食べない、と公言されている方もおられるそうですから恐ろしいことです。 ただ、そうしないと虫に食われたり見た目が悪くなるのでどうしようもない、というのが現状のようです。
早速、社内で、中村さんのお野菜をみんなで試食しました。キャベツ、ブロッコリー、ミニトマト、おくら、小ナスとダンボールいっぱいに送ってくださいました。
中村さんのお話によると、今年のブロッコリーは、数日の雨続きのために畑に入れず、虫が大量発生してしまったそうで、商品としては販売できるものではないそうです。確かに、収穫時期が少し遅い?せいか、もうすぐ花が咲きそうな、全体に色が薄い感じがしました。
大きさは、スーパーでは見たことがないほどとても大きなものでした。大きすぎても規格外で値段がとても安くなるそうです。当店の農園スタッフにも聞いてみましたが、
ブロッコリーはポットかセルトレイを用いて種を播き育苗します。本葉5枚程度の苗までに育てます。家庭菜園向きで発芽日数も4~6日程度ですの初心者の方でも簡単に栽培できます。
また、1つの苗に、大きい蕾は1つしか出来ないので収穫率が悪く、また青虫などの虫がつきやすいそうです。ですから、こんなに大きく育てられるのはすごいな~と関心していました。
ブロッコリー・おくらは塩茹で、小ナスは塩もみ、ミニトマト・キャベツはそのまま生で食べました。
みんなの感想
ブロッコリー
・大変甘く美味しくいただきました
・茎があまくて美味しかったです
・鮮度が良くきれいだった
・農薬を使っているものは茎にしぶみや苦味があるがそれがなくよかったです
キャベツ
・水分量が多く、とても美味しかった
・芯の部分まで甘くて美味しかった
・甘いからパクパク食べれた
・芯に渋味がなかったです
・普通
・食感が良かった
おくら
・スーパーで売っているものよりも大きくてキレイだった
・すごく美味しかったです
・今回食べた中で一番美味しかった
トマト
・フルーツみたいで良かった
・摘みたてのフルーツみたい
・さくらんぼみたいな味がした
・味が濃縮されている感じ
・嫌なトマトの味がしないからトマト嫌いな子供でも食べれそう
・黄色はあっさり、赤色は濃厚な感じ
・さくらんぼみたいな味
・繊維を感じた
・スーパーのトマトとは違う
・普通のより大きくて、丁寧に育てている気がした
ナス
・しゃきしゃきして歯ごたえが良い
・渋味、苦味があった
・アクが強くて、後味が悪かった
・普通
・苦い
・あんまりわからない
・なすの味がしっかりしている