私事ですが、身内が脳梗塞に見舞われました。幸い症状は軽かったのですがやはり元気だった頃とは比べ物にならないほど体調は悪くなってしまいました。顔色も真っ白で、明らかに血が体にめぐっていないのがわかります。血流をよくする薬を毎日ずっと飲み続けなければいけないといわれています。
なんとか薬ばかりに頼らずに、と思っていたところ当店の社長より「脳にいい5つの習慣」(著者篠浦伸禎)という本を紹介していただき、にんにくオイルが脳の活性化にいいと教えてもらいました。
それによると、にんにくは疲労回復などにいいとされており、最近ではにんにくを使った健康補助食品がたくさん出回っています。書籍によると、にんにくの中の「アホエン」という成分が注目されているそうです。アホエンはにんにく内に含まれる「アリシン」という成分が低温の油脂の中で変化したもので、生のにんにくには含まれていません。また100度の高温になると成分が破壊されてしまうということで、とてもデリケートな成分のようです。
このアホエンを毎日スプーン1,2杯摂取することによって脳の血流が活性化されるというので、つくってみました。
作り方はいたって簡単で、エキストラバージンオリーブオイル150ccに対してにんにく3片、それだけです。
まずニンニクをできるだけ細かく刻みます。
オリーブオイルは直接温めると成分が破壊されるので
お鍋に半分くらい水をはり、その上にさらに鍋を置いてその中にオリーブを入れて湯煎で温めます。
水が沸騰してオリーブオイルが温まったら、オリーブの中にニンニクを入れて火を止めます。かき混ぜたりせずにそのまま冷めるまで待ちます。冷めたら、オリーブを濾し(こし)て容器に保存。常温で1ヶ月くらいは持ちます。これを一日大匙(おおさじ)1~2杯目安に取ります。直接飲むか料理などにかけるなどでかまわないようです。
にんにくの効能は最近では科学的にも証明されているようでガンや心臓病、脳卒中などに対しても予防作用があると言われています。脳梗塞の大きな原因の1つは動脈硬化です。その原因として活性酸素(病気や老化のもととなる有害な物質)が細胞を破壊するのではと考えられています。ニンニクはその活性酸素を抑える作用があると考えられているのでそれが脳梗塞の予防になっているといわれているそうです。(「脳にいい5つの習慣」篠浦 伸禎著より抜粋)
これを飲んで改善された方もたくさんいらっしゃるようなので、我が家でも試してみたいと思います。
それとこの書籍にはジェイソンウィンターズティーも紹介されていました。