新しい療法に躊躇する心【健康マイスター通信】

様々なガン抑制の研究がなされています。治療法として厚生労働省が認めているものや、有償治験薬として使用されている丸山ワクチンのようなもの、日本では民間療法とされているが、欧米医療先進国では認知されているものまで数多くの療法が行われています。
外科手術・抗がん剤・放射線治療のいわゆる3大治療の限界も日本以上に欧米医療先進国では取りざたされているのです。それでも、多くの日本の患者様は3大治療の道へ進むのは何故でしょうか。

他の疾患で比べると。

例えば、メンタル不全に対応するカウンセリングの国家資格はありません。唯一、医師の診療の中で同様の行為が行われているだけです。他には、(準)公的資格として、心理相談員、産業カウンセラー、臨床心理士等があるだけです。

つまり、誰でもカウンセリングを行うことができるのです。
町でよく見かけるカイロプラクティックも、アメリカでは国家資格ですが、日本では様々な団体の認定資格に過ぎません。

ガンの場合は3大治療以外の道を勧める医師の数は少ないのが現状です。どうにも、日本人の多くは、お医者「様」、教授「様」の権威に弱いところがあるようです。

何を信用するのか。

免疫療法、食事療法等々、代替療法と呼ばれるものがありますが、権威のないものしか信じないという気持ちは、「まやかしに引っかかったら、大変だ」、の裏返しとも考えられます。
けれども、3大治療では部位によっても異なりますが、全ガンでは5年生存率は50%ほどであることもデータで読み取れます。

3大治療に、問題があったとしても、知人の進める代替医療が偽者ではないという保証がどこにあるの、騙されているのじゃないのと、思ってしまうのは仕方がないのかも知れません。
健康雑誌で、「私は、これで治った」という記事も、やらせではないかと思う人も多いようです。
エビデンスのあるものを紹介することが必要です。

効果と副作用。

漫才や落語を聞いて、大笑いをすることで免疫細胞が活性化するかどうかの実験が、数多くなされ、成果が発表されています。大笑いでNK細胞が活性化されたのです。理由はいろいろと考えられております。それは以下のようなものです。

大笑いは内臓を含めた、全身の運動とも考えられ、ジョギングのような適度な運動効果をもたらし、且つリラックスすることにより、自律神経系の安定があるのではないか。
大笑いは、脳内のエンドルフィンを増加させ、痛みを忘れさせ、免疫力を低下させる心身のストレスを、改善させるのではないか。

その逆に、涙を流すような大泣きと免疫力についても、研究がなされています。涙腺は副交感神経の支配を受けています。号泣でも、免疫力のアップが確認されています。

まずは無理せず、身体に問いかけてみませんか。治療と考えずに身体に良いことをやってみませんか。難行苦行がつづくわけがありません。お釈迦様でも6年間の難行苦行よりも、悟りを大事になさったわけです。

せっかく、見つけてきた代替医療を受け入れてくれないと悩むあなたに、お薦めです。
声掛けに代替医療、食事療法などといっても、信用するはずもないという問題への対応は、気づかないうちに取り込ませることかも知れません。

人参嫌いの子供に、食べさせるために工夫を重ねたではありませんか。それには、水や食から入るのがスムーズです。そしてどうにかして笑ってもらう!それからでもすばらしい進歩であり、治るきっかけ・可能性を手伝っているといえると思います。

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