カップ1杯のお茶=ペットボトルのお茶20本分?

自動販売機やスーパー、コンビニなどで売られている
ペットボトル入りのお茶、便利ですよね。
私もたまに買ったりします。

そのペットボトル入りのお茶についての、
興味深い記事を見つけましたので、シェアさせていただきます。

———<参考記事 ここから>———
■びん詰め茶と煎じ茶の健康効果について■

ペットボトルのお茶は自分で煎じたお茶よりも
はるかにフィトケミカルが少ないという記事です。

2010年に、市販のペットボトル茶の抗酸化物質、
すなわちポリフェノールレベルについて初めての測定結果が
ボストンで開かれた米国化学会で報告されました。

結論は
【ペットボトル飲料に含まれるポリフェノールは、
家で淹れる緑茶や紅茶の1カップ分にはるかに及ばない】
という衝撃的な内容でした。

1カップの緑茶、紅茶に含まれるポリフェノールは、
ペットボトル20本に相当するそうです。

今回研究したShiming Li, Ph.D.は発表で、

「消費者は緑茶や紅茶に効用があることを知っているが、
その知識と一本に含まれるポリフェノールの量との間には
大きなギャップがあり、研究の結果
ビン詰めに含まれるポリフェノールの量は
きわめて少ないことが分かった」

と述べているそうです。

今回の研究では市販されているペットボトル茶6種類について、
含有されているポリフェノールを定量分析しています。

うち半分は事実上抗酸化物質を含まずのカテゴリーに、
残り半分は健康効果なしのカテゴリーに該当したそうです。

特に砂糖の含有量が多いものは健康効果が低い結果です。

家庭で淹れる平均的カップ1杯の緑茶や紅茶なら、
50-150mgのポリフェノールを摂取できます。

ポリフェノール含有量をラベルに表示しているメーカーも
ありますが、政府、業界いずれにも
商品に含まれるポリフェノール物質の種類や
測定ガイドラインに関する基準もガイドラインもないため、
表示量は不正確だろうと指摘しています。(2010年現在)

(※元記事は、こちらです)
———<参考記事 ここまで>———

とのことです。
少し古い記事ですが、すごい話ですね。

一説には、一般的な大手メーカーのペットボトルの
1本のお茶の原価は10円ほどで、
1本当たりにかかっている広告費は、40円ほどだそうです。
(広告範囲などにより、違いがあります)

便利なペットボトル飲料ではありますが、
ちょっと立ち止まって、たまには自分で煎れたお茶を
ボトルに入れて持ち歩くのも良いかもしれませんね。

こなか

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