運動の生活習慣病抑制効果【健康マイスター通信】

の病と運動、発症の抑制と運動

また、最近の研究では、「適切な食事と運動」はメンタル不全の改善にも良く、ガンの発症の抑制にも効果があるのではないかとされているのです。

生活習慣病の改善、心の病の改善、癌発症の抑制。それほど良いのなら自分でもと頭の中では思っても、いざ実行するとしたら、自分で何を選ぶかは大変なことです。

巷では、ダイエットやエクササイズ情報など健康情報が飛び交い、健康講座も多く開かれています。テレビの健康情報は何を信じて良いかわからず、健康講座のレベルは高すぎて、その中の運動も食事も続けられるかどうかという話をよく耳にします。

健康運動は継続することに意義があるとするならどうしたらよいのでしょうか。

 用性萎縮か、使い過ぎ症候群か。

腰が痛い、首が痛い、肩がこる、四十肩、ひざが痛い。あちらこちらの筋肉の痛みや痺れが現れます。内臓疾患や内科的疾患がないのであれば、使いすぎの筋疲労か、使わない為に使えなくなった廃用性症候群のいずれかが想定されますが、スポーツや作業のしすぎでない限り、廃用性症候群の場合が多いようです。

使わない扉は錆びます。動かない水は澱みます。薬でいうと、インスリンを打ち始めると、すい臓はインスリンを出さなくなります。

筋肉に関していえば、廃用性症候群にまで至ってなくとも、動きの悪い症状や痛みが現れることが多くあります。関節の可動域の問題、つまり、動きの悪さ。痛みが伴うため、動かすことさえ苦痛となってきます。筋肉の命令機関のずれで過剰反応を起こし、これ以上伸ばしたら危ない、これ以上縮めたら危ない、更に皮膚からの痛みにより、電気器具のサーモスタットのタイミングの故障のような場合が多いようです。

まだ筋肉の量のある段階で、痛みを感じさせないで、可動域を広げることが大切です。動くことが楽になったら、軽い負荷で十分、筋量アップの運動で筋が増え、筋肉の臓器としての役割も大きくなってきます。

可動とが楽になったら、軽い負荷で十分、筋量アップの運動で筋が増え、筋肉の臓器としての役割も大きくなってきます。

 肉の臓器としての効能。

血糖も中性脂肪も筋肉に取り込まれて初めて、エネルギーに転換されます。だから、筋を増やせば、高脂血症も高血糖症も改善される可能性が高いのです。高脂血症、高血糖症、高血圧に運動療法が認められている一因です。血糖でいいますと、運動そのものの糖を燃やす効果もさることながら、筋肉には、エネルギーの処理工場としての役割があるのです。

尿病と、動不足。

むしろ、糖尿病とは、脂質摂取量や車の保有台数のカーブと相関が高いのです。つまり、運動不足と動物性脂肪の取りすぎです。

糖尿病は、生活習慣病と一言では片付けられない要素があります。正しい生活習慣を守っていても発症する人、生活習慣が乱れて発症する人、生活習慣がむちゃくちゃでも発症しない人と千差万別です。遺伝的素因(罹りやすい体質など)を背景に、食習慣・運動不足・肥満・加齢といった環境因子が絡み合って発症するもので、体質性生活習慣病という表現のほうが適切かもしれません。

健康マイスター通信より抜粋

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