昨今、週刊誌等で「飲んではいけない薬」「やってはいけない手術」や「やらなくてよかった手術」等々、特集が組まれているのを目にします。
私たちは、病気になったら病院へ行き医師の診断を受け、その医師に処方された薬を疑う事もなく口にします。また、入院と言われれば今まで抱えている仕事や家事都合を全てキャンセルし、入院する事を一番の優先事項として考えます。
最近ではセカンドオピニオンを受ける方も増えましたが、なかなか医療技術をもたない私たちが医師の勧めを断り、自分たちで治療方針を決めることは難しいのが現状でしょう。しかし、これからの時代は自分で決めるという事も一つの選択肢になるかもしれません。
先日友人とランチをしていると、一人で食事をされている60代ぐらいの女性に声をかけられました。(以下Aさん)
最初は当たり障りもないお話でしたが、突然「実は私、乳がんを患って、余命宣告まで受けたのよ。人生って、不思議でしょう。」と言われるのです。
おもわず友人と顔を見合わせ「えっ!?」と驚きましたが、お話を聞くと、医師から「抗がん剤治療をすぐ始めないと間違いなく治らない。すぐにでも入院して欲しい。」と言われたそうです。
ところが、Aさんはどうしても抗がん剤治療をする気になれず、その医師へ「先生、私自分で治します!抗がん剤治療は絶対しません!」とお話しされたそうです。医師はそれでも入院を勧めましたが、Aさんの意思は非常に固く、「それでは定期健診には必ず来てください。とりあえず、3カ月以内にまた来て下さい。」と医師もしぶしぶ了承したそうです。
それからAさんは、以前「体を温めるとがん細胞の動きが悪くなる」と聞いたのを思い出し、街中でも良く見られるスーパー温泉、中でも一番自分の体質に合っている温泉があるそうで、(Aさん曰く、泉が良いそうです。※大阪府茨木市にある天然温泉 すみれの湯)そこへ毎日のように通ったそうです。
そして3か月後、Aさんは病院へ行き検査をしたところ、腫瘍が3か月前に比べて半分以上小さくなっている事がわかりました。これには医師も驚き、Aさんもとても喜んだそうです。そして更に3か月温泉へ通い続け、改めて検査を受けたところ、不思議な事に腫瘍がなくなっていたそうです。
もちろん、全ての方がAさんのように良い結果をもたらすとは限りません。
たまたま、Aさんは幸運だったかもしれません。
ただ、もし自分が病気になったら、がんになったら・・・自分ならどう治療したいか、家族にどのような協力を求めるかを予め具体的に考えておくことも必要だなと、考えさせられた出来事でした。
私には子供が3人いて、(主人もいますが(笑))まだまだこの子たちの為にも健康な身体でありたいと強く思うので、まずは病気にならない身体づくり(基礎体温あげる、腸内環境整える)を日々こつこつと続けていきたいと思います。
スタッフ 西川