不妊症で悩むご夫婦のカウンセリングを薬学的な立場から行う「子宝カウンセラーの会」が12月13日に大阪市内で勉強会を行いました。
当店ではこの勉強会に初めて出席し、さまざまな専門家の方々から、不妊治療の現状や子宝を授かるための取り組みなど興味深いお話をうかがい、貴重な機会となりました。
この日の勉強会で「高齢不妊患者が直面する現状と当院当院での対策」というテーマでお話をされた医療法人英(はなぶさ)ウィメンズクリニック(神戸市)の副院長・松本由紀子先生の講演内容から、特に印象に残ったところを簡単にご紹介します。
英ウィメンズクリニックさんは不妊治療において高い実績を持つ医療施設です。
松本先生によると、「不妊治療の目的で当医院を訪れる方は30代後半から40代が圧倒的に多い」そうです。
そして母体の妊娠率が下がり流産率が上がるのもちょうどこの”30代後半から40代”とのお話で、晩婚化に伴い子どもを望むご夫婦の年齢が上がる中、不妊治療に取り組むご夫婦や医療現場の苦労がしのばれました。
高齢出産で避けられない流産の問題ですが、その原因のほとんどは染色体異常などの胎児要因によるものが多く、松本先生は「流産で自分を責めるお母さんもいられます。でも、母体側では回避できなかったケースもあるので、お母さんが思いつめたりしないようにケアが大切です」とおっしゃいます。
また松本先生はお話の最後で、妊娠出産を望む患者さんに向けて、不妊治療施設として伝え取り組むべき大切なことを4点あげていました。「なるべく早く妊娠できるような選択肢を提示する」「高齢妊娠の現状を伝える」「流産は努力しても予防できないこともある」「現状を理解していただいた上でともに目標に向かってがんばる」とのことでした。
松本先生のお話からは、”子どもがほしい”というご夫婦の希望をかなえるため真摯に取り組んでいる姿勢が伝わってきました。
なお当店では、来年1月12日に子宝カウンセラーの会で英ウィメンズクリニックさんを訪問する予定です。不妊治療についてなど、ブログ読者の皆様でぜひ聞いてみたいことがあれば代わりに質問させていただきますので、メールなどで「英ウィメンズクリニックさんに聞いてみたいこと」をお知らせ下さい。
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